4月4日 ウルトラマンダイナ ミジー星人が新たな侵略作戦を企てる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月4日(1998年)

テレビマガジン編集部

ガラオンが復活する!

三上は、スーパーGUTSの隊員たちを笑気ガスで笑わせて人質に取り、ダイナを倒すという脚本を完成させた。それを気に入ったミジー星人たちは、その作戦を現実に実行しようとする。しかし、うっかりくしゃみをしたことで、変身が解けてしまった。三上は、自分が相手をしていたのは宇宙人であったことを初めて知る。

三上は、ミジー星人が侵略活動を行おうとしていることをスーパーGUTSに通報するが、通報がばれれば自分が狙われると考え、途中で電話を切ってしまう。そしてその後、奥秩父にミジー星人たちが隠していたガラオンが現れ、スーパーGUTSはα号、β号、γ号の3機で出撃する。しかし、そのガラオンは、三上が書いた脚本どおり、ホログラムであり、スーパーGUTSを同士討ちさせることが目的だった。その中継を電気屋のテレビで見守っていた三上は、スーパーGUTSが攻撃をしないよう祈る。

すると、アスカが空に浮いているガラオンが偽物であることに気づいた。ナカジマ隊員によって本物のガラオンの位置が特定されると、スーパーGUTSは攻撃。エネルギーが足りないガラオンは一方的にやられてしまう。勝負はついたかに見えた。しかし、ミジー星人が祈ると、偶然雷がガラオンに降り注ぎ、エネルギーが充塡された。反撃を受けたアスカはウルトラマンダイナに変身。当初は苦戦したものの、ガラオンが再びエネルギー切れを起こすとソルジェント光線で撃破したのだった。

知略宇宙人 ミジー星人

左からミジー・ウドチェンコ、ミジー・ドルチェンコ、ミジー・カマチェンコ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
知略宇宙人 ミジー星人

身長/1.7~1.8メートル
体重/79~80キログラム

地球侵略を企てる3人組の宇宙人。おもちゃ工場に偽装した秘密基地でガラオンを組み立てていたが、ダイナに敗北。その後、ミジー星に戻れなくなったことでダイナに復讐する機会を窺っていた。普段は人間の姿をしているが、くしゃみをすると元の姿に戻ってしまう。

初登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第13話「怪獣工場」(1997年11月29日放送)
脚本:川上英幸/監督・特技監督:北浦嗣巳

紹介エピソード:『ウルトラマンダイナ』第30話「侵略の脚本」(1998年4月4日放送)
脚本:川上英幸/監督・特技監督:北浦嗣巳

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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4月4日は再びミジー星人が暗躍した日

4月4日は、ミジー星人が再び暗躍。脚本家の三上に地球侵略の計画を書かせたエピソードの日。三上は今回の一件を参考に「宇宙人が脚本家に侵略計画を考えさせる」という、コメディタッチなストーリーの脚本を書き、高評価を得ます。そして、その作品には「間抜けな宇宙人」役として、ミジー星人たちも参加していたのでした。
ミジー星人の初登場エピソード『ウルトラマンダイナ』第13話「怪獣工場」はこちら!
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。