4月4日 ウルトラマンダイナ ミジー星人が新たな侵略作戦を企てる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月4日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月4日」(1998年)。
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ガラオンと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

おもちゃ工場に偽装した秘密基地でガラオンを開発し、地球侵略を企てた3人のミジー星人。彼らの野望はダイナに打ち砕かれたが、ミジー星人たちはまだ生きていた。売れない脚本家・三上秀男と知り合ったミジー星人たちは、三上に「あまり金のかからない地球侵略の計画書」を書かせ、それを実行することでダイナに再戦を挑む。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ミジー星人が売れない脚本家に仕事を発注する

1998年4月4日は『ウルトラマンダイナ』第30話「侵略の脚本(シナリオ)」が放送された日です。売れない脚本家の青年・三上は「地球無条件降伏」という新作を提出するが、制作プロダクションに「時間も予算もかかる」と言われ、却下されてしまう。気落ちして、自宅の安アパートに帰宅した三上。最近隣の部屋がドタバタと騒がしく、今日も何かをやっている。

三上はクレームを入れようとするが、逆に追い出されてしまった。三上は知るよしもなかったが、隣の住人の正体は以前ロボット怪獣・ガラオンを開発し、ウルトラマンダイナと戦った3人のミジー星人だった。戦いに敗れ、ミジー星に戻る手段をなくした彼らは、ダイナに復讐をするために新たなロボット怪獣・コガラオンを完成させていたのだ。コガラオンを起動させようとするミジー星人。しかし、機械がショートしコガラオンは自壊してしまった。

その後、ミジー星人はゴミ捨て場に捨てられている三上のボツ原稿を発見。それを読んだ彼らは感心し、あまり金のかからない地球侵略の計画書を書くよう三上に依頼する。当初は追い出されてしまうミジー星人たちであったが、三上が家賃を滞納していることを知ると、脚本を書けば家賃を立て替えると提案する。
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