あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月4日」(1998年)。
おもちゃ工場に偽装した秘密基地でガラオンを開発し、地球侵略を企てた3人のミジー星人。彼らの野望はダイナに打ち砕かれたが、ミジー星人たちはまだ生きていた。売れない脚本家・三上秀男と知り合ったミジー星人たちは、三上に「あまり金のかからない地球侵略の計画書」を書かせ、それを実行することでダイナに再戦を挑む。
ミジー星人が売れない脚本家に仕事を発注する
三上はクレームを入れようとするが、逆に追い出されてしまった。三上は知るよしもなかったが、隣の住人の正体は以前ロボット怪獣・ガラオンを開発し、ウルトラマンダイナと戦った3人のミジー星人だった。戦いに敗れ、ミジー星に戻る手段をなくした彼らは、ダイナに復讐をするために新たなロボット怪獣・コガラオンを完成させていたのだ。コガラオンを起動させようとするミジー星人。しかし、機械がショートしコガラオンは自壊してしまった。
その後、ミジー星人はゴミ捨て場に捨てられている三上のボツ原稿を発見。それを読んだ彼らは感心し、あまり金のかからない地球侵略の計画書を書くよう三上に依頼する。当初は追い出されてしまうミジー星人たちであったが、三上が家賃を滞納していることを知ると、脚本を書けば家賃を立て替えると提案する。