9月7日 ウルトラマンタイガ トレギアがナックル星人の闘争心に火をつける!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月7日(2019年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月7日」(2019年)。
最終決戦のセットで撮影された、ナックル星人オデッサとブラックキングのスチール  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2019年7月6日より放送が開始された『ウルトラマンタイガ』では、さまざまな宇宙人が密かに暮らす地球で、主人公・工藤ヒロユキがウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマに変身し、宇宙人絡みの事件を解決しながら平和を守っていく。

公園で絵を描いている、小田という男性と知り合ったヒロユキ。しかし、小田の正体は、かつて相棒の怪獣とともに宇宙にその名を轟かせたナックル星人オデッサだった。戦いを捨て、穏やかに生きることを決めていた小田だったが、彼の心の奥底に残っていた闘争心に、ウルトラマントレギアが火をつけてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

小田の正体はナックル星人オデッサだった

2019年9月7日は『ウルトラマンタイガ』第10話「夕映えの戦士」が放送された日です。依頼人を守るため、無関係のお店のガラスを割ってしまったヒロユキ。民間警備組織E.G.I.S.(イージス)の社長・佐々木カナに𠮟られ、公園で落ち込んでいたヒロユキは、ひとりの男性に声をかけられる。その男性は、以前から顔見知りだった、小田だった。ヒロユキを茶化しつつも、さりげなく元気づける小田。彼は、自分が描いている絵を例にし、何度も繰り返していくことで「自分なりの答え」を見つけると語ったのだった。

元気を取り戻したヒロユキは、夜中に地鳴りがするという市役所からの依頼を受け、宗谷ホマレとともに現場に向かった。一方、小田のもとにウルトラマントレギアの人間態である、霧崎が現れる。霧崎は、小田の正体がナックル星人オデッサであることを知っていた。そして、「ブラックキングとともに戦いに身をささげることが、きみの願いなのだ」と言葉をかける。

小田は、戦いを捨て地球で穏やかに暮らしていたが、相棒であるブラックキングの卵を残していた。霧崎は、それを理由に小田の戦いへの渇望心を煽る。一方、謎の反応を探知してヒロユキたちがその場にやってきた。ブラックキングの卵が反応を示していたのだ。しかし、小田がブラックキングの卵の鼓動を抑えると反応は消滅。ヒロユキたちは収穫がないまま、その場をあとにする。
次のページへ 小田がヒロユキに戦いを挑む!
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