あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月29日」(1998年)。
スフィアの本体・グランスフィアが地球の目前に迫っていた。ネオガイガレードに人質に取られてしまったユミムラ・リョウ隊員が、ダイナに救出されたのを確認したスーパーGUTSはネオマキシマ砲を発射。果たして人類はグランスフィアに勝つことができるのか!?
グランスフィアが人類にメッセージを送る
ここでクラーコフを失うわけにはいかない。必死で脱出を試みるスーパーGUTS。そこにウルトラマンダイナが現れ、リョウの乗るガッツシャドーを安全な場所に下ろし、戦線に復帰。グランスフィアにソルジェント光線を発射すると、重力場が弱まった。スーパーGUTSは一時撤退し、体勢を立て直す。
一方、地球ではグランスフィアがその姿を空に投影させ、人類にメッセージを送っていた。それは、無益な争いを繰り返し、いずれ滅びる運命にある人類を救うため、地球とそこに住む生命をグランスフィアと同化させるという内容だった。
その一方的なメッセージを、クラーコフで聞いていた隊員たち。すると、死んだと思われていたアスカとリョウが帰還。安堵し、少しだけ明るい空気が流れるが、グランスフィアは強固なバリアを張っており、それを破らなくては人類には勝ち目はない状況だ。