あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月12日」(2014年)。
礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガがダークルギエルを倒してから2年後、旅をしていたヒカルは戦いに巻き込まれたことがきっかけで特捜チームUPGに入隊し、ギンガとしての戦いを再開。さらに、地底の民ビクトリアンの青年ショウが変身するウルトラマンビクトリーも現れる。
チブル星人エクセラー(SD)が新たに送り込んだバキシム(SD)。しかしそこには、スパークドールズとなったヤプール(SD)が潜んでいた。松本ゴウキ隊員の体に憑依し、行動しようとするヤプール(SD)だったが、ゴウキの強い意志がその支配を拒む。
ヤプールが暗躍をはじめる
すると、UPGの杉田アリサ隊員とゴウキ隊員は現場に到着するも、敵は姿を消しており完全な無駄足だった。何もできない自分に苛立ちを覚えるゴウキ。アリサに諭されその場を後にしようとすると、一瞬違和感を覚える。ゴウキは気づいていなかったが、彼の体に巨大ヤプール(SD)が憑依したのだ……。ゴウキがUPG基地のライブベースに到着すると、巨大ヤプール(SD)はすぐに行動を開始。ゴウキの意識を乗っ取り、すれ違った作業員を攻撃する。
廊下に設置されたボタンで作業員が通報したことにより、駆けつけた陣野義昭隊長とヒカル、アリサ隊員が倒れた作業員を発見する。アリサがモニターをチェックすると、そこには作業員を襲うゴウキの姿が。一方、基地内を調査していたヒカルはトイレで倒れているゴウキを発見。心配して近づくも、巨大ヤプール(SD)はヒカルがストリウムブレスを身につけていることから、彼がギンガであることを見抜いてしまう。そして、ヒカルは異次元バリアの中に閉じ込められてしまったのだった。