
ところが、その様子はゲントとバンドウ ヤスノブ隊員によってモニターされていた。エミはつねに自身がSPに監視されていることに気づいたうえで、ゲントと口論の演技をし、曽根崎を刺激してレヴィーラの秘密に近づこうとしたのだ。
曽根崎によって、地下にある施設に連れてこられたエミの前には、レヴィーラがいた。やはり、レヴィーラは宇宙生物の細胞サンプルから曽根崎が作った怪獣だったのだ。FK1が弱点なのも、遺伝子操作により最初から予定されていたものだった。もうすぐFK1は効かなくなるが、曽根崎は大量に作ったレヴィーラを使って、今度は日本を捨てて海外で同じことをしようとしている。
口封じのためエミを処分するようSPに命令する曽根崎だったが、そこにゲントが現れ、エミとゲントの連携により銃を持つ曽根崎やSPたちの無力化に成功した。しかし、レヴィーラが活動を再開。ゲントはエミに曽根崎たちを連れて逃げるよう指示すると、ウルトラマンブレーザーに変身した。
液状化能力を使い、神出鬼没の不意打ち攻撃を行うレヴィーラに苦戦するブレーザー。エミは、ノヴァイオの敷地内にある液体窒素の貯蔵庫に気づくと、現場に到着したアースガロンにブレーザーのサポートを指示。
ノヴァイオの施設にあった液体窒素のタンクをレヴィーラに投げつけ、破壊することでレヴィーラに液体窒素を浴びせる。曽根崎が隠していた機密資料には、レヴィーラのもととなった宇宙生物が液体窒素で凍結させる実験で動きを止めたという記述があり、レヴィーラも同様に活動を停止。ブレーザーは必殺のスパイラルバレードでレヴィーラを撃破したのだった。