10月30日 ウルトラマン バルタン星人が2度目の侵略で考えた計略とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月30日(1966年)

テレビマガジン編集部

地球を旅立ったオオトリがバルタン星人(二代目)の手中に!

1966年10月30日は『ウルトラマン』第16話「科特隊宇宙へ」が放送された日です。人類初の金星探査を目指し、開発者の毛利博士自らが乗り込む宇宙ロケットのオオトリが旅立とうとしていた。しかし、オオトリの第2段ロケットの発火装置に疑問があるという噂があり、科学特捜隊は万一に備えて救助活動の準備をしていた。

しかし、心配をよそに、打ち上げは無事終了。打ち上げ成功を喜ぶハヤタたちであったが、そこに泣きながらホシノ少年がやってくる。科学特捜隊の装備の開発も担当する岩本博士も、金星を目指すためのロケット・フェニックスを開発していたが、ホシノは岩本博士のフェニックスがオオトリに先を越されてしまったことを悲しんでいたのだ。

そのころ、岩本博士のもとに記者たちが取材に訪れていた。岩本博士が毛利博士に先を越されたのは、絶対に安全なロケットを開発するためだったのだ。100%の安全が立証できるまで開発を続ける岩本博士と、わずかな危険性を残す代わりに自らがロケットに乗り込む毛利博士。岩本博士はどちらが正しいというわけではなく、考え方の違いだと言う。

一方、オオトリは、金星に向かって進路をとっていた。しかし、オオトリと通信をしていた科学特捜隊はおかしな電波を受信。それは、かつてウルトラマンと戦いを繰り広げたバルタン星人の生き残りからのものだった。バルタン星人(二代目)は、自分たちの住める「R惑星」に辿り着くことができたが、地球を諦めたわけではなく、人類に挑戦することを宣言する。
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