10月30日 ウルトラマン バルタン星人が2度目の侵略で考えた計略とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月30日(1966年) (3/3) 1ページ目に戻る

テレビマガジン編集部

バルタン星人が再びウルトラマンに挑戦!

そして、バルタン星人(二代目)は球体の宇宙船でオオトリとドッキング。毛利博士に乗り移ってしまう。一方、オオトリを助けるために、科学特捜隊は岩本博士にフェニックスの発射を打診する。しかし、フェニックスには武装がなかった。そこで、岩本博士はジェットビートルにロケットエンジンを搭載する提案をする。

ジェットビートルの整備は完了。科学特捜隊はオオトリの救出に出発する。しかし、バルタン星人(二代目)の狙いは科学特捜隊がオオトリの救助に向かっている隙に別働隊を仕向け、地球を侵略することだった。ムラマツキャップ、アラシ隊員、ハヤタが地球を飛び立つと、オオトリとドッキングしていた宇宙船が地球に飛来。中から無数のバルタン星人が現れる。

ピンチに陥る地球。しかし、地球に残っていたイデ隊員が、こんなこともあろうかと開発していた強力光線銃・マルス133を小型ビートルの銃架に装備し、応戦。数体のバルタン星人の撃破に成功する。一方、ハヤタたちは毛利博士がバルタン星人(二代目)に憑依されていることを知らず、彼をジェットビートルで救助してしまう。バルタン星人(二代目)はジェットビートルのコントロールを奪うと、謎の惑星に不時着させる。
スペルゲン反射光でスペシウム光線を跳ね返すバルタン星人(二代目)
スペルゲン反射光でスペシウム光線を跳ね返すバルタン星人(二代目)  ©円谷プロ
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そこは、バルタン星人たちの住処であるR惑星だった。正体を現したバルタン星人(二代目)に対し、ハヤタはウルトラマンに変身。スペシウム光線を発射する。しかし、バルタン星人(二代目)は胸の装甲を展開し、スペルゲン反射光でスペシウム光線を跳ね返した。必殺技の通用しない敵に苦戦するウルトラマンだったが、今度は光の輪で敵を切り裂くウルトラスラッシュを繰り出し、バルタン星人(二代目)を撃破する。そして、テレポーテーション能力で地球にワープすると、地球を襲撃していた一隊が融合し、巨大化していたバルタン星人(二代目)を再びウルトラスラッシュで撃破したのだった。

【ウルトラ怪獣図鑑】

宇宙忍者 バルタン星人(二代目)
科学特捜隊を誘き出し、R惑星で身動きを取れなくさせた隙に地球侵略を画策する  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙忍者 バルタン星人(二代目)

身長/ミクロ~50メートル
体重/0~1万5000トン

以前、ウルトラマンに倒されたバルタン星人の生き残り。スペルゲン反射光や体全体を包む光波バリヤーでウルトラマンの攻撃を防ぐ。R惑星に出現したもの、地球に出現したものの両方がウルトラスラッシュで体を真っ二つに切り裂かれ、撃破された。

登場エピソード:『ウルトラマン』第16話「科特隊宇宙へ」(1966年10月30日放送)
脚本:千束北男/特殊技術:高野宏一/監督:飯島敏宏

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10月30日はバルタン星人が再び出現した日

10月30日は、生きながらえていたバルタン星人が再び出現。地球を狙い、ウルトラマンに挑戦しようとしたエピソードの日。R惑星に取り残された科学特捜隊でしたが、その後、岩本博士がフェニックスを完成させて救助に到着。無事に地球に帰還したのでした。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

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日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga