11月14日 ウルトラマンZ 人工生命M1号が巨大化してしまう! 

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月14日(2020年)

テレビマガジン編集部

M1号を救え!

突如現れた怪獣に、ハルキたちは出撃して攻撃を開始した。ルリに反応したM1号を危険と判断したヘビクラ隊長は、麻酔弾の発射を指示。M1号を眠らせることに成功する。ストレイジはM1号を駆除する命令を受けるが、ルリはM1号に攻撃性はなく、怯えているだけだと言い、駆除を止めるよう懇願。細胞分裂逆進剤を打ち込み、元の姿に戻す提案をする。

「自分たちは怪獣を倒すためではなく、命をまもるために戦っている」と言うハルキや、それに賛同するストレイジの隊員たちを見て、ヘビクラ隊長は上層部に掛け合うことを承諾。ハルキたちが時間を稼ぎ、ルリとオオタ ユカは細胞分裂逆進剤の開発に着手する。

しかし、M1号が目を覚ましてしまった。ハルキはウインダム、ナカシマ ヨウコは、キングジョー ストレイジカスタムに乗り、「バナナだよ!捕獲作戦」等さまざまな作戦でM1号を止めようとする。しかし、M1号は少しずつ市街地に接近。そして、太鼓の音でM1号を踊らせる「叩いて!踊って!ドン!作戦」が逆にM1号を興奮させてしまう。一方、ルリたちは細胞分裂逆進剤を完成させるが、もう上層部の意向を抑え込むには限界だった。すると、バコさんが「最後のチャンスを俺にくれないか」と申し出る。

M1号は凄まじい怪力で暴れていた。ハルキはウルトラマンゼット ベータスマッシュに変身。プロレス技でM1号を抑えようとする。そして、ウルトラマンゼット デルタライズクローにウルトラフュージョン。ベリアロクによる必殺技・デスシウムクローでM1号を拘束する。すると、キングジョー ストレイジカスタムの口にあたる部分のシャッターが開いてバコさんが現れた。バコさんはロケットランチャーでM1号の口の中に細胞分裂逆進剤を打ち込むと、M1号は無事に元の姿に戻ったのだった。

人工生命 M1号

力が強く、ストレイジに手を焼かせる  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
人工生命 M1号

身長/2〜40メートル
体重/180キロ〜2万1000トン

人間が作り出した人工生物。M1号の細胞を狙う組織の一員であるクラタや、その仲間に連れ去られようとした際、電流により細胞が急成長し、巨大化してしまった。『ウルトラQ』、『ウルトラマンX』に登場した個体は人間大のサイズであり、巨大化してウルトラヒーローと戦ったのは今回が初だった。

初登場エピソード:『ウルトラQ』第10話「地底超特急西へ」(1966年3月6日放送) 
脚本:山浦弘靖、千束北男/特技監督:的場 徹/監督:飯島敏宏

紹介エピソード:『ウルトラマンZ』第20話「想い、その先に」(2020年11月14日放送) 
脚本:小林雄次/監督:武居正能

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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11月14日はストレイジがM1号を助けた日

11月14日は、M1号がトラブルにより巨大化。ストレイジの奮闘により、駆除せずに元の姿に戻ったエピソードの日。M1号を助け出してくれたバコさんにお礼を言うルリ。M1号もバコさんに懐いたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。