大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメラマンとなり、『週刊少年マガジン』グラビア担当。1965年から2020年までじつに55年に渡って、特撮映像作品のスチールを撮り続ける。
ＥＹＥＳとコスモスのムードン救出計画とは？
ムラノクラフドンは家族で同じ巣穴に生息していた恐竜だった。しかし、工事現場にぶつかった洞窟からは、子どもの化石のみが発掘されていた。その後も、シノブ副隊長も加わってあの手この手でムードンをトンネルから出そうとするＥＹＥＳ。しかし、ムードンは一向に出てきてくれない。そんなムードンに、なぜここから動かないのかと語りかけるムサシ。すると、とあることに気づいたムサシは隊員たちに手伝ってもらい、木材や音声データを使って何かを作りはじめた。
夜通し行われた作業が完了し、仮眠から目覚めたムサシは、立ち入り禁止にしていたトンネルから、作業員たちが出てくるのを目撃する。なんと、作業の再開を急ぎたい彼らは爆弾を仕掛け、ムードンを爆殺しようとしていたのだ。そして、仕掛けられていた爆弾が爆発するが、ムードンを倒すには至らず、トンネルを破壊してムードンが現れる。おとなしかったムードンだが、巣を壊されたことで激昂、作業員たちを踏み潰そうとする。
ムサシはウルトラマンコスモスに変身して、暴れるムードンを押さえようとするも、ツノを腹部に突き刺されダメージを負ってしまう。力が出ず、ピンチのコスモス。すると、怪獣の鳴き声が響きムードンは動きを止めた。昨晩までムサシたちが作っていた物とは、ムラノクラフドンの幼体の看板と、声を再現した音声だった。ムラノクラフドンの化石は常に家族単位で発見されているが、ムードンに家族はいなかった。近くで発見された子どもの化石は、ムードンの子どもだったのだ。
夜通し行われた作業が完了し、仮眠から目覚めたムサシは、立ち入り禁止にしていたトンネルから、作業員たちが出てくるのを目撃する。なんと、作業の再開を急ぎたい彼らは爆弾を仕掛け、ムードンを爆殺しようとしていたのだ。そして、仕掛けられていた爆弾が爆発するが、ムードンを倒すには至らず、トンネルを破壊してムードンが現れる。おとなしかったムードンだが、巣を壊されたことで激昂、作業員たちを踏み潰そうとする。
ムサシはウルトラマンコスモスに変身して、暴れるムードンを押さえようとするも、ツノを腹部に突き刺されダメージを負ってしまう。力が出ず、ピンチのコスモス。すると、怪獣の鳴き声が響きムードンは動きを止めた。昨晩までムサシたちが作っていた物とは、ムラノクラフドンの幼体の看板と、声を再現した音声だった。ムラノクラフドンの化石は常に家族単位で発見されているが、ムードンに家族はいなかった。近くで発見された子どもの化石は、ムードンの子どもだったのだ。
コスモ・リアライズで実体化したムードンの子ども ©円谷プロ
自分の子どもに会うため、ムードンは何をしても洞窟から動かなかったのだ。コスモスが看板のムラノクラフドンにコスモ・リアライズを発射すると、幼体のムラノクラフドンが実体化し、ムードンは会いたかった子どもに再会することができた。願いをかなえたその体は、砂となって崩れていったのだった。
骨格恐竜 ムードン
名前は“Don't move”（動かない）をもじったもので、アヤノ隊員が命名した ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
骨格恐竜 ムードン
身長／63メートル
体重／７万6000トン
ムラノクラフドンの化石が怪獣化した姿で、カオスヘッダーの残留エネルギーと「もう一度子どもに会いたい」という想いがその体を作った。温厚な性格だが戦闘力は高い。
登場エピソード：『ウルトラマンコスモス』第11話「動け！ 怪獣」（2001年９月15日放送）
脚本：西園 悟／監督・特技監督：北浦嗣巳
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
映画『ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟』2024年９月１日より配信開始！
https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL05ld3NfMDA4ODE%3D
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９月15日は子どもに会いたいムラノクラフドンが怪獣化した日
９月15日は、ムラノクラフドンの化石が怪獣化したエピソードの日。想いを遂げることができたムードンは、満足して砂に還りました。ムードンの希望に気づき、願いを叶えたムサシ。仲間たちに評価されたムサシは一番に夏休みを取ることになったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン＆怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga