9月7日 平成シリーズスタート! ダイゴがウルトラマンティガに変身!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月7日(1996年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月7日」(1996年)。
光の巨人の石像を破壊したゴルザ(右)とメルバ(左)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

21世紀初頭。人々の争いはなくなり、地球防衛軍は解体。地球平和連合TPCが設立された。しかし、平和な世界を手にした人類に、大きな異変が起きようとしていたのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

モンゴルにゴルザが出現

1996年9月7日は『ウルトラマンティガ』第1話「光を継ぐもの」が放送された日です。モンゴル平原に、謎の巨大生物が出現した。TPCの超常現象を調査するエキスパートチーム・GUTSのダイゴ隊員とレナ隊員は、GUTSの航空機であるガッツウイング1号で怪獣と対峙。ガッツウイングに武装は搭載されていないため、信号弾で威嚇し、村を守る。

時を同じくして、宇宙から謎の隕石が飛来。基地に帰還したダイゴたちの前で岩が分解されると、中からタイムカプセルが出現する。すると、タイムカプセルはホログラムで女性の姿を映し出した。サウンドトランスレーターで翻訳した結果、女性は「地球星警備団」の団長ユザレで、地球に大異変が起きること、その兆しとしてゴルザとメルバが復活すると伝えた。そして、怪獣の脅威から地球を守れるのは「ティガの巨人」だけだと言う。

モンゴルに出現した怪獣が、ユザレの言うゴルザだと考えたダイゴは、このあとメルバも出現するのだろうと感じる。そして、ユザレの言った通り、イースター島にメルバが出現。GUTSは、古代言語を解析し、ティガの地が日本の東北地方にあることを突き止め、ガッツウイング1号、2号で調査に向かった。
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