あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月7日」(1996年)。
21世紀初頭。人々の争いはなくなり、地球防衛軍は解体。地球平和連合TPCが設立された。しかし、平和な世界を手にした人類に、大きな異変が起きようとしていたのだった。
モンゴルにゴルザが出現
時を同じくして、宇宙から謎の隕石が飛来。基地に帰還したダイゴたちの前で岩が分解されると、中からタイムカプセルが出現する。すると、タイムカプセルはホログラムで女性の姿を映し出した。サウンドトランスレーターで翻訳した結果、女性は「地球星警備団」の団長ユザレで、地球に大異変が起きること、その兆しとしてゴルザとメルバが復活すると伝えた。そして、怪獣の脅威から地球を守れるのは「ティガの巨人」だけだと言う。
モンゴルに出現した怪獣が、ユザレの言うゴルザだと考えたダイゴは、このあとメルバも出現するのだろうと感じる。そして、ユザレの言った通り、イースター島にメルバが出現。GUTSは、古代言語を解析し、ティガの地が日本の東北地方にあることを突き止め、ガッツウイング1号、2号で調査に向かった。