10月24日 ウルトラマンガイア 絶滅したはずのアネモスがクラブガンと融合!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月24日(1998年)

テレビマガジン編集部

アネモスがクラブガンと融合

アネモスと遭遇した玲子たちは、その様子をテレビ中継してしまう。そして、テレビを見た人間たちの意識により、アネモスは目覚めてしまった。現場に向かう我夢と未来。未来は、地球上で絶滅したアネモスを「地球に愛されなかった生物」と表現する。そして、アネモスの出現は根源的破滅招来体が原因だと考える我夢に対し、アネモスは地球に愛されなかった生物たちの悲しみをわかってほしくて出現したのだと主張した。

一方、アネモスは紫色の粘液を吐き、それは隅田川まで広まっていた。その粘液に有害な物質はないものの、警報フェロモンのような性質を持っているらしい。そして、その影響で、アネモスと共生関係にあった怪獣・クラブガンも出現。XIGはアネモスがクラブガンと接触する前に撃破しようと攻撃を開始する。地球に選ばれなかったアネモスと自分を重ねていた未来は、人類にアネモスたちを滅ぼす理由は無いと訴えるが、我夢は逆に、人類にも彼らに滅ぼされる理由は無いと反論した。

XIGの攻撃は効果的に行われていたが、そこに、クラブガンが出現。2体の怪獣は融合し、クラブガン&アネモス(第1形態)になってしまう。さらに、アネモスは黄色い霧を噴射し、近くの人間を操って自らの餌とするためにおびき寄せはじめた。我夢はウルトラマンガイアに変身。クラブガン&アネモス(第1形態)と戦闘を開始する。しかし、クラブガン&アネモス(第1形態)は逆立ちし、上下が入れ替わることでクラブガン&アネモス(第2形態)となってガイアを翻弄する。さらに、東京湾に無数のクラブガンも出現した。ガイアはクァンタムストリームでクラブガン&アネモス(第1形態)を分離させると、フォトンエッジで2体を撃破。すると、東京湾のクラブガンも消滅したのだった。

超空間共生怪獣 クラブガン&アネモス(第1形態)、超空間共生怪獣 クラブガン&アネモス(第2形態)

上下が入れ替わることで、戦闘力にも変化が生まれるようだ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
超空間共生怪獣 クラブガン&アネモス(第1形態)(左)

身長/49メートル
体重/9万5000トン

超空間共生怪獣 クラブガン&アネモス(第2形態)(右)

身長/49メートル
体重/9万5000トン

アネモスと、共生関係にあるクラブガンが融合した姿。人類の天敵であり、上下を入れ替えてふたつの形態になることができる。黄色い霧を噴射し、人間を操る。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第8話「46億年の亡霊」(1998年10月24日放送) 
脚本:武上純希/特技監督:佐川和夫/監督:児玉高志

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10月24日はクラブガンとアネモスが融合した日

10月24日は、絶滅してしまったアネモスが幽霊となって復活。クラブガンと融合したエピソードの日。幼いころ、両親が行方不明になった未来は、自分が見捨てられたのだと考えていました。そして、いずれ人類も地球に見捨てられるだろうと言います。未来に対し、地球は人類を見捨てないと言い切る我夢。それを聞いた未来は、我夢に笑顔を向け、去っていくのでした。

そして、その後ろ姿を見ながら、我夢は小さくつぶやきます。
「人類を見捨てるつもりなら、ウルトラマンはいない」
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。