
曽根崎の目的とは? ブレーザーがレヴィーラと激突!
しかし、あるとき、大手化学企業・ノヴァイオ社の新型殺菌剤「FK1」の貯蔵コンテナが破壊されたことをきっかけに、FK1を受けるとレヴィーラは液状化して体を保てなくなることが判明。倒せるわけではなく、一時しのぎではあるものの、現在ノヴァイオのFK1はレヴィーラに対する唯一の対抗策となっていた。
しかし、FK1の使用量はレヴィーラ出現のたびに増えていっており、防衛隊は大量のFK1をノヴァイオから購入していた。一方、ノヴァイオの孫会社が作った人工クリオネが、レヴィーラにそっくりであることに気づいたSKaRDはエミをノヴァイオに送りこみ、調査を開始していた。
ノヴァイオの社長である曽根崎は、かつては防衛隊の化学部に所属していた人物だったが、その経歴を世間には明かしていなかった。人工クリオネにそっくりな怪獣と、その特効薬を独占する企業。曽根崎から信頼を得たエミは、その秘密に迫ろうとする。
再びレヴィーラが出現し、SKaRDの戦闘ロボット・アースガロンは新型のアンプル弾で、レヴィーラの体内に直接FK1を打ち込むと、これまで通りレヴィ―ラは液状化し姿を消してしまう。FK1の使用量はどんどん増えていっており、このままではレヴィ―ラにFK1への耐性がつき、効果が無くなると考えられた。
さらに、人工クリオネとレヴィ―ラの遺伝情報の一部が一致。ノヴァイオとレヴィーラの繫がりは明らかだ。しかし、ゲントはその事態の大きさを懸念し調査の中断を決定。連絡の場に使用していた水族館でその旨をエミに話すが、エミは反発し、「引っ搔き回して調べる」と言ってノヴァイオに戻ってしまう。