【漬物を楽しむ】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん 

もったいない・つづけられる・伝統食! #7【漬物】「子どもと楽しむ漬物料理」

ライター・料理家:越野 美樹

「漬物の韓国風おにぎらず」のレシピ

たくあんとにんじんのぬか漬けを加えたおにぎらず。ご飯とお肉、野菜、海藻も摂れてバランスがよく、子どもが喜ぶお料理です。 写真:越野美樹
すべての画像を見る(全12枚)

【材料】2人分
たくあん 30g
にんじんのぬか漬け 30g
ゆでた小松菜 30g
牛切り落とし肉 100g
ごま油 大さじ1
ニンニクすりおろし 1片分
生姜すりおろし 1片分
本みりん 小さじ1
醤油 小さじ1
いりごま ひとつまみ
焼き海苔 2枚(縦21cm×横19cmの全型)
炊いたご飯 200g

【お手伝いポイント】
具材をのせて包むのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
1. フライパンを中火に熱してごま油を入れ、牛切り落とし肉を入れて炒める。

2. 肉の色が変わったらニンニクすりおろし、生姜すりおろし、本みりん、醤油、いりごまを入れて煮詰める。粗熱をとる。

3. たくあんとにんじんのぬか漬けは千切りにする。ゆでた小松菜は小口切りにする。

4.  まな板や大きめの皿の上に焼き海苔を角が手前になるように置き、ご飯50gを正方形に広げる。

5.  2と3の半量を彩りよくのせる。

上にもご飯をのせるので、少ないかなと思うくらいに盛るのがうまく包むコツ。具材は、四角く広げたご飯が見えなくなるようにのせましょう。 写真:越野美樹

6. 5の上にご飯50gをのせ、焼き海苔を4方向から、ご飯が見えなくなるように正方形に包み、ラップでしっかり包む。

7. 包丁を濡らしてから軽く拭き、6をラップの上から真ん中で切る。
※野菜を入れた方向を覚えておくと、断面が彩りよく見えます。

漬物を身近に感じよう

無駄なく野菜を使える漬物を使わないのはもったいないです。

冷蔵庫にあって食べ切れない残り野菜を塩や酢、醤油、みそなどに漬ければ、生よりも長く保存することができ、風味もいいですよ。

塩分濃度が高い漬物は、煮沸消毒した瓶やホーロー容器に入れれば、長期間保存することもできます。

そのまま食卓に出されると嫌がるお子さんもいると思いますが、漬物をお料理に加えると、風味や塩分のアクセントになって食べやすいです。

漬物の塩分や酸味が苦手なお子さんには、細かく刻んで白すりごまなどと一緒にご飯に混ぜるだけでも食べやすくなります。 写真:越野美樹

漬物を活用して、お子さんと楽しく料理し、美味しく食べてくださいね。

この記事の画像をもっと見る(全12枚)
43 件
こしの みき

越野 美樹

Miki Koshino
ライター・料理家

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook