【お茶料理】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん 

もったいない・つづけられる・伝統食! #17【お茶】「お茶料理」

ライター・料理家:越野 美樹

「お茶クリームパスタ」のレシピ

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美しいグリーンのソースが、目にも鮮やか。苦味のあるお茶も、クリーミーなソースにすれば、子どもにも食べやすい一品になります。 写真:越野美樹

【材料】2人分
粉末緑茶 小さじ1〜2
お好みのパスタ 160g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1片
小えび 16尾
牛乳もしくは豆乳 200ml
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1
粉チーズ 小さじ2

【お手伝いポイント】
粉末緑茶を溶き混ぜて、パスタソースを作るのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
1.鍋に2L(分量外)の湯を沸かし、塩20g(分量外)を加える。再沸騰したらお好みのパスタを加えて袋の表示通りにゆでる。

2.玉ねぎは薄くスライスする。にんにくは粗みじん切りにする。

3.フライパンを弱火に熱してオリーブオイルの半量を入れ、2を入れて玉ねぎが透き通るまで炒める。

4.ボウルに粉末緑茶と少量の牛乳もしくは豆乳を入れて泡立て器で混ぜ、ダマがなくなったら残りも加えてよく混ぜる。

粉末緑茶や抹茶はダマになりやすいので、少量の液体を加えて混ぜてから、残りの液体を入れるのがコツです。 写真:越野美樹

5.3に小えびと塩を入れ、小えびの色が変わるまで炒める。

6.1がゆであがったらザルにあげ、5に入れる。残りのオリーブオイルと4を加え、温まったら皿に盛る。

7.粉チーズをかける。

小えびの代わりにベーコンや鶏肉などを使っても美味しくいただけます。

粉末緑茶は苦味もあるので、お子さんには小さじ1がオススメです。緑茶が多いと鮮やかに仕上がり、お茶の苦味も心地よく感じられるため、大人は倍量の小さじ2でもOK。できあがり見本は、小さじ2でつくっています。

「お茶ワンタンスープ」のレシピ

お茶の旨みを楽しめるワンタンスープ。お茶の香りが広がり、さっぱりといただけます。 写真:越野美樹

【材料】2人分
粉末緑茶 小さじ1
ワンタンの皮 10枚
豚ひき肉 40g
にんじん 1/2本
にら 3本
ねぎ 10cm分
しょうが 1片
ごま油 小さじ1
酒 大さじ1
塩 小さじ1
しょうゆ 小さじ1

【お手伝いポイント】
ワンタンを包むのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
1.にんじんは斜め切りにする。にらは小口切りにする。ねぎはみじん切りにする。しょうがはすりおろす。

2.ボウルに豚ひき肉を入れてよく練る。ねぎとしょうが、ごま油を加えてさらに混ぜる。

3.ワンタンの皮に2を10等分にしてのせ、縁に水少々(分量外)をつける。三角形になるようにふたつの角を合わせ、とじる。

ワンタンの具はあまりよくばると包みにくいので、少なめを心がけると子どもも包みやすいです。 写真:越野美樹

4.鍋に600ml(分量外)の湯を沸かし、にんじんを加える。沸騰したら3を加える。

5.にら、酒、塩を加えて、5分ほど煮る。

6.ボウルに粉末緑茶と水大さじ1(分量外)を入れ、泡立て器でよく混ぜる。

7.5にしょうゆと6を加えて火を止める。

お好みで、溶き卵を加えても美味しくいただけます。

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