【小魚を食べつくす】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん

もったいない・つづけられる・伝統食! #6【小魚】「子どもと楽しむ小魚料理」

ライター・料理家:越野 美樹

「ちりめんじゃことチーズのカリカリ焼き」のレシピ

小魚がスナック感覚で食べられる、カリカリのチーズせんべい。いろいろなアレンジも楽しめます。 写真:越野美樹

【材料】10枚分
ちりめんじゃこ 20g
シュレッドチーズ 50g
アーモンド 適量
乾燥パセリ 適量
刻みのり 適量
黒すりごま 適量
柿の種 適量
カレー粉 適量

【お手伝いポイント】
シュレッドチーズにトッピングをするのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
下準備:オーブンを160 ℃に予熱しておく。

1.  天板にクッキングシートを敷き、シュレッドチーズを10等分にして丸型に置き、ちりめんじゃこを10等分にしてそれぞれに置く。

2. アーモンド、乾燥パセリ、刻みのり、黒すりごま、柿の種、カレー粉をお好みで、それぞれにトッピングする。

3. 160℃のオーブンで10分焼く。

好きなものをトッピングしていく作業は、お手伝いの中でも子どもが興味を持ってやってくれるもの。まずはここから始めてみて! 写真:越野美樹

オーブンがない場合、オーブントースターやフライパンでも作れます。

トッピングは、枝豆、ベーコン、桜えび、くるみ、青のり、明太子など、無限にアレンジできます。いろいろな味を試してみてください。

「煮干しの南蛮漬け」のレシピ

揚げた小魚の美味しさを味わえる一品。彩り野菜も無理なく食べられます。 写真:越野美樹

【材料】4人分
煮干し 100g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/4本
パプリカ 1/2個
きゅうり 1/2個
米酢 大さじ3
醤油 大さじ1
お好みの油 適量

【お手伝いポイント】
野菜を刻むのと、煮干しを揚げるのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
1. 玉ねぎは繊維に沿って薄切り、にんじん、パプリカ、きゅうりは千切りにする。

2. ボウルに1と米酢、醤油を入れてよく混ぜる。

3. フライパンにお好みの油を底から1〜2cmほど入れて180℃に熱し、煮干しを入れる。

煮干しの泡が小さくなってきたら揚がった合図。あまり揚げすぎると焦げて苦くなるので、さっと火が通れば大丈夫です。 写真:越野美樹

4. 熱いうちに2に入れて、よく混ぜる。

煮干しが揚がったら熱いうちにボウルに入れて混ぜると、煮干しも野菜も味が染みて柔らかくなり、食べやすくなります。 写真:越野美樹

野菜を合わせて250〜300g程度にすると煮干しとのバランスがいいです。ナスやズッキーニ、ごぼう、れんこん、きのこなど、季節のお野菜で作ってみてください。

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