【こんにゃく料理】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん 

もったいない・つづけられる・伝統食! #9【こんにゃく】「こんにゃくを美味しく食べる」

ライター・料理家:越野 美樹

「しらたき冷麺」のレシピ

しらたきを麺に見立てた、見た目も食感も本物そっくりのさっぱり冷麺。小麦粉と違って消化に時間がかかるので、よくかんで召し上がれ! 写真:越野美樹

【材料】2人分
しらたき 200g
きゅうり 1/4本
ゆで卵 1個
チャーシュー 4枚
キムチ 30g
鶏がらスープもしくは中華だしの素 大さじ1
塩 小さじ1/2
醤油 大さじ1/2 
酢 大さじ2

【お手伝いポイント】
盛りつけを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
1. 鍋に水300ml(分量外)、鶏がらスープもしくは中華だしの素、塩、醤油を入れて中火にかけ、沸騰したら酢を入れて火を止める。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしておく。

2. 鍋に湯を沸騰させ、しらたきを入れて2〜3分ゆで、ザルにあげて粗熱をとる。

3. きゅうりは斜め切りにする。ゆで卵は半分に切る。

4.  どんぶりに2、1、3、チャーシュー、キムチをのせる。

子どもと一緒に、遊び感覚で楽しく盛りつければ、多少嫌いなものでも食べてくれるはず! 写真:越野美樹

 小さいお子さんは、しらたきをカットし、キムチは量を加減して盛りつけてください。

こんにゃくを楽しく味わおう

いろいろなアレンジが楽しめて安価なこんにゃくを、普段からお料理に使わないのはもったいないです。

高校生の娘は、小さな頃からこんにゃくが好き。

今は淡白なこんにゃく料理はあまり好みませんが、自分でアレンジして、楽しみながらお料理を作っています。

娘が作ったこんにゃくのピリ辛炒め。ジャンク好きな世代も、濃い味つけのシンプルな料理は、意外と好きなようです。 写真:越野美樹

こんにゃくは油を使ったり、だしの出る素材と合わせたり、濃いめの味つけにすると、子どもも食べやすい一品に!

独特の歯応えや食感があるので、好みの味つけにすれば、実は満足感が出やすい食材なのです。

普段のお料理にこんにゃくを加えると、満腹感も高まります。

大ぶりにちぎったこんにゃくを入れて、具沢山のごちそう味噌汁に。 写真:越野美樹

他の食材の邪魔をせず、満足感をもたらせてくれるこんにゃくを、ぜひお子さんと楽しんでください。

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こしの みき

越野 美樹

Miki Koshino
ライター・料理家

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook