【お麩を楽しむ】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん 

もったいない・つづけられる・伝統食! #5【麩】「子どもと楽しむお麩料理」

ライター・料理家:越野 美樹

「お麩のたこ焼き風」のレシピ

すべての画像を見る(全13枚)
中はモッチモチ、外はカリッカリの食感で、ソースとマヨネーズがよく合います。 写真:越野美樹

【材料】2人分
もち麩 15g程度
だし汁 100ml
たこ 30g
卵 1個
菜種油 大さじ2
ウスターソース 適量
かつおぶし 適量
マヨネーズ 適量
青のり 少々
青ネギ(小口切り) 1本分
紅生姜 適量

【お手伝いポイント】
フライパンで焼き、調味料をかけるのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
1. ボウルにもち麩とだし汁を入れ、柔らかくなるまで10分ほど漬けておく。

2. たこは一口大に切る。

3. 1に卵を入れてよく混ぜる。

4. フライパンに菜種油を入れて弱火に熱し、2と3を入れてフタをする。

熱したフライパンに2と3を流し入れ、フタをして上の方まで火を通すと、焦げずに崩れずに、きれいにひっくり返せます。 写真:越野美樹

5. 卵液の上の方まで火が通ったらひっくり返し、再びフタをして5分ほど焼く。

6. 器に盛り、ウスターソース、かつおぶし、マヨネーズ、青のり、青ネギ、紅生姜をかける。

おつゆ麩など、もち麩以外の小型のお麩でも作れます。

バリエーション豊かなお麩料理を楽しもう

植物性たんぱく質がたっぷり入り、価格もお手頃なお麩を日々のお料理に取り入れないと、もったいないです。

いつものスープに浮かべたり、戻してから炒めたり、簡単料理にも使ってみましょう。

我が家では、野菜炒めの汁がたくさん出てしまったときには、お麩に水分を吸ってもらいます。

野菜炒めにお麩を加え、卵でとじた麩チャンプルー。野菜の汁気が出てしまったときに吸ってくれて便利です。 写真:越野美樹

あらかじめ戻さないと硬めの食感に仕上がりますが、それがまた面白くて、子どもも喜びます。

お麩を入れたあとに卵でとじれば、麩チャンプルーのできあがり!

シンプルなお料理でも、お麩にしっかり味が染み込むと、子どもも食べやすいです。

お麩をストックしておいて、いつもの食卓に気軽に取り入れてみてください。

この記事の画像をもっと見る(全13枚)
45 件
こしの みき

越野 美樹

Miki Koshino
ライター・料理家

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook