どんな食材を入れてもおいしく仕上がり、栄養もバッチリ。子育て中の食卓に欠かせない「みそ汁」。
とはいえ毎日となると、みそ汁でさえ、何を入れようかレシピに悩むというものです。
そこで、料理研究家兼ライターの濱田恵理さんに教えていただいたみそ汁レシピを30日連続で公開中!
毎日のごはん作りの参考にしてみてくださいね。
5杯目は、定番人気の「豚汁」。最初にごま油で食材を炒めると、普段より旨みがアップしますよ。
旨みアップ豚汁
【材料】
(2人分)
・大根、にんじん 各70g
・豚こま肉、こんにゃく(アク抜きしたもの) 各60g
・市販のささがきごぼう(冷凍可) 50g
・長ねぎ 10㎝
・みそ、ごま油 各大さじ1
・顆粒だし 小さじ1
・水 400ml
※だし汁を使う場合は、水の代わりにだし汁400ml。その場合は顆粒だしはなし。
【作り方】
①豚こま肉60gは食べやすい大きさに切り、大根、にんじん各70gは皮をむいていちょう切り、長ねぎ10㎝は斜め切りにする。ささがきごぼう50gは水に3分ほどさらし、こんにゃく60gは食べやすい大きさに手でちぎる。
【ポイント】
こんにゃくは包丁やスプーンではなく、手でちぎることで、酸化を防げます。
②鍋にごま油大さじ1を熱し、①の豚肉、大根、にんじん、ごぼう、水気を切ったこんにゃくを炒める。
③水400mlと顆粒だし小さじ1を入れて煮立たせたら、アクを取り除く。みそ大さじ1を溶き、①の長ねぎを入れてさっと煮て、お椀によそう。
【ポイント】
長ねぎは、香りと食感をキープするために、仕上げに加えましょう。
【完成】
「今回は最初にごま油で豚肉や根菜を炒めることで、旨みをアップさせたレシピに仕上げました。
豚肉は、豚こま肉を使用しましたが、こってり濃厚な味わいが好きな人は、豚バラ肉を使ってみてください。
またお好みで、じゃがいもやさといもなどの芋類を入れてもおいしいです。入れる場合は芋類を煮すぎないように気を付けてくださいね」(濱田さん)
濱田 恵理
料理研究家・食育インストラクター・ライター・フードスタイリスト。出版社での女性誌編集部や編集プロダクションでの勤務を経て独立。その後はさまざまな雑誌や書籍、ウェブ媒体の編集・ライティングに携わる。ジャンルは主に食やインテリア、マネー、防災などの暮らしまわりやインタビューなど。料理&スタイリングを担当することも多い。料理、デパ地下やスーパーのパトロール、お取り寄せ、喫茶店巡りが好き。得意なのは“簡単で美味しい家庭料理”。
料理研究家・食育インストラクター・ライター・フードスタイリスト。出版社での女性誌編集部や編集プロダクションでの勤務を経て独立。その後はさまざまな雑誌や書籍、ウェブ媒体の編集・ライティングに携わる。ジャンルは主に食やインテリア、マネー、防災などの暮らしまわりやインタビューなど。料理&スタイリングを担当することも多い。料理、デパ地下やスーパーのパトロール、お取り寄せ、喫茶店巡りが好き。得意なのは“簡単で美味しい家庭料理”。