となりの席の子が教科書を忘れちゃったら?【今日の聖書のことば】佐藤優・作家

「憐れみ深い人々は、幸いである」とは 〔3分で読める! やさしい心を育むメッセージ〕(2)

作家:佐藤 優

イラスト:力石ありか

※本記事は書籍『1日3分でやさしい心が育つ 聖書のことば』(著:佐藤優)の一部を抜粋、編集したものです。

【憐れみ深い人々は、幸いである】

聖書:
憐れみ深い人々は、幸いである
その人たちは憐れみを受ける。

メッセージ:
困っている人にこそ親切にする

このことばに出てくる「憐れみ深い人」とは、神さまやイエスのように、ほかの人の苦しみや悲しみを自分のことのように感じて、思いやりのある行動ができる人のことです。

人はやさしくしてくれた相手にはやさしさを、イジワルされた相手にはイジワルを返したくなります。

「憐れみ深い人」が困ったときは、前に親切にしてくれた人が助けてくれるはずだから、イエスは「幸い(しあわせ)」だといったのです。

同じような意味の日本のことわざに
「情けは人のためならず」
というものもあります。

他人の気持ちになって考える

たとえば、となりの席の友だちが教科書を忘れて困っているとき、「憐れみ深い人」なら、机をくっつけて、友だちに「教科書をいっしょに見よう」といってあげるはずです。

そうすれば、自分が教科書を忘れて困ったとき、となりの席の友だちが「教科書をいっしょに見よう」といってくれるでしょう。

世の中は「助け合い」でできている

だれかを助けたと思ったら、今度は自分が助けられるなんてことは、よくあります。

このことばはそうした「助け合い」の大切さを教えてくれているのです。

『1日3分でやさしい心が育つ 聖書のことば』
佐藤優(監修)
定価:1,430円(税込)
ISBN:978-4-06-531753-2
イラスト©力石ありか
読者対象:小学校3年生以上

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さとう まさる

佐藤 優

Sato Masaru
作家・元外務省主任分析官

1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年同志社大学大学院神学研究所修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に...