
「子どものうつ病」親の無理解が悪化させる? 「死んじゃダメ」「大丈夫」とは言わない親の見守り方 専門医の解説
子どものうつ病#3 ~親の見守り方~
2024.12.04
北海道大学病院子どものこころと発達センター特任教授、児童思春期精神医学専門医:齊藤 卓弥

北海道大学病院子どものこころと発達センター特任教授・齊藤卓弥(さいとう・たくや)先生に聞く、子どものうつ病。
第1回は子どものうつ病が見逃されやすい理由、第2回はうつ病になりやすい子どもの特徴と治療について伺いました。最終回となる第3回は、うつ病の子どもに親ができること。
わが子のうつ病を疑ったとき、うつ病になったとき、親はどのように向き合い見守ればよいのでしょうか。親の適切な対応について、齊藤先生に伺います。
「子どもの医療・健康が教育」がテーマの記事は当サイト「講談社コクリコ」で定めた指針に基づき、専門家・有識者に取材し、掲載しています。詳しくは「子どもの医療」記事:取材・掲載の指針ページをご覧ください。
※第3回
第1回目「子どものうつ病と注意すべきサイン」はこちら
第2回目「うつ病の診断・治療」はこちら
●齊藤 卓弥(さいとう・たくや)PROFILE
北海道大学病院子どものこころと発達センター特任教授、児童思春期精神医学専門医。アルバート・アインシュタイン医科大学(米)精神科助教授、日本医科大学精神医学教室准教授を経て、2014年より現職。

変化に気づいたら信頼できる相談機関へ
──親として、わが子がうつ病にならないために気をつけることは何でしょうか?