
「しゃべる地球儀」が話せるこんなことあんなこと
いろいろな地球儀をインターネットで調べているうちに、インテリアにもなるおしゃれな地球儀があることを知りました。翌年に家を新築予定だったこともあって、大人としてはかなり惹かれました。でも冷静に考えると、子どもは食いつかずクルクル回して終わる予感もします。

次に見つけたのが「しゃべる地球儀」です。インテリア性は劣るものの、付属のペンで地球儀の上をタッチすると、その場所の情報を音声で教えてくれるという優れもの。
今はこんなハイテクな地球儀があるの!? と、「電池を使うタイプのおもちゃより、昔ながらのおもちゃを与える派」だった私は驚愕。少し抵抗はありましたが情報量、スペック、価格を天秤にかけて検討した結果、「使われないよりはマシか」と思い、購入を決めました。
我が家が購入したのは、株式会社ドウシシャの「パーフェクトグローブ」(15,984円/2017年11月購入時点)です。
7年前に購入したので現在のモデルとは異なりますが、ペンのモードを変えてタッチすることで次のような情報をしゃべってくれます。
・国名や大陸名、海の名称
・国に関する基本情報
・面積、人口、通貨
・主要言語とあいさつ
・国歌
・国の音楽
・驚きの事実など
しゃべる地球儀のある生活
さて、2歳と5歳のいる家にしゃべる地球儀がやってきました。兄妹でペンを奪い合い、地球儀の上をタッチしていきます。「インド」「中国」「メキシコ」「エジプト」……押すたびに国旗で親しんだ国名が読み上げられます。「太平洋」「北極」……国旗では聞いたことのない単語も。

ただ場所をタッチして国名を読み上げられただけでは、国旗で知った国名と場所を結びつけて考えるのは難しかったみたい。特に妹は、すぐにタッチするのに飽きてしまいました。
すると兄が「国の音楽」モードを発見。これは国歌ではなく国のイメージソングなのがミソで、たとえば日本なら「さくらさくら」が流れ、ブラジルをタッチするとラテンの陽気な音楽が流れはじめます。さまざまな国をタッチしては面白い音楽を探し、兄妹でそれっぽいダンスを踊って大笑い。あまりに毎日それしかやらないので、ダンスのDVDでも買ったほうが安上がりだったのかも……と少し落ち込みました。

しかし数ヵ月後「クイズモード」にハマりはじめると、一気に「しゃべる地球儀」の本領発揮! 「できるだけ多くの国をタッチしてください」という音声のあとに、制限時間内に読み上げられた国を地球儀上でタッチしていきます。正解した数がわかるので、兄妹で競い合っているうちに自然と国の場所を覚えることができました。大陸名や都市名でも同様のクイズがあるので、飽きることなく知識を増やしていけてよかったです。

そこから数年、「驚きの事実」(国に関するトリビア的な情報)で聞いた知識を何かの拍子に思い出したり、暇な時間に人口の比較(2つの国をタッチすると人口が何倍か教えてくれる)をしたり、と機能を少しずつ使いながら、細く長く「しゃべる地球儀」と付き合っています。「国旗ブーム」から世界を広げていくという目論見は、時間は長~くかかりましたがほぼ成功したといえるでしょう。
しゃべる地球儀の注意点
最後に、「しゃべる地球儀」を検討する上での注意点をお伝えします。
ペンは本体に有線で付属しているので、引っ張ると断線して壊れる恐れがあります。きょうだいが小さい場合は特にご注意ください。
また「音声」の好き嫌いも事前に確認するのがおすすめ。わが家で購入したものは男性の太めの声なので、苦手な子もいるかもしれません(現在販売されているものはもう少し若い男性の声のようです)。公式ホームページや店頭、YouTubeなどで事前にチェックできます。
7年経っても現役! 買ってよかった地球儀

「しゃべる地球儀」を購入して早7年。途中で別のものにハマり、まったく触れない時期もありましたが、思い出したように触り、本当に細く長く続いています。親としては一過性のブームで覚えたことをすぐに忘れてしまうのには少しモヤモヤしますが、一度は頭に入っているので授業で出てきたときに思い出すなど、身にはついているようです。
国旗ブームが来たお子さんは、ぜひ幼児期からでも「しゃべる地球儀」のある生活、いかがでしょうか。
AnyMaMa(エニママ):ママのはたらき方や選択肢を広げるための支援サービス

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。

コクリコサポートエディターズ
コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/ X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/
コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/ X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/
北林 日菜
AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 2012年生まれのサイエンス好き男子、2015年生まれアート好き女子の母。都内で広告営業や出版業を経て、結婚を機に茨城県に移住。以後リモートワークを中心に、エニママや県内のご縁ある企業でフリーランスライターとして活動中。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP
AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 2012年生まれのサイエンス好き男子、2015年生まれアート好き女子の母。都内で広告営業や出版業を経て、結婚を機に茨城県に移住。以後リモートワークを中心に、エニママや県内のご縁ある企業でフリーランスライターとして活動中。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP