子ども服&絵本は<使う場所のそば>がラクチン!「本多さんち」の収納ルール
本多さおりさんに教わる「子どものモノ」収納レッスン#2 洋服・絵本編
2022.01.25
整理収納コンサルタント:本多 さおり
本は2ヵ所に分けて本棚に入る分だけ
――絵本や図鑑は、どのように収納していますか?
本多さん「リビングと寝室の2ヵ所に分けて、それぞれの部屋の本棚に。普段子どもたちがいるリビングには、本人たちがみずから手に取る図鑑、寝室には読み聞かせ用の絵本を置いています。
<男子あるある>かもしれませんが、うちの子たちは絵本にあまり興味がなくて、自分から読むことはほとんどないんですね。リビングに置いても読まないし、日中は私もなかなか読んであげることができないので、線引きをして、絵本は寝室に置くことにしました。
前回(#1)、おもちゃの収納のとき、それぞれの実家に<置きおもちゃ>をしているとお話しましたが、絵本も同様に<置き絵本>をしてますね」
――絵本や図鑑も増えがちですが、数のルールはありますか?
本多さん「本棚に入るだけ、と決めています。子どもが自分でストレスなく出し入れできるように、あふれそうになったら見直しです。
大人も新しい本があると、よっぽど好きじゃない限り、古い本は読み返さないですよね。子どもたちの様子を見て、古い絵本はあまり読み返してないなと感じてからは、読んでない絵本はメルカリでセット売りするようにしました」
――数を減らさなきゃと思いつつ、思い出が詰まった絵本は、なかなか手放しにくいです……。
本多さん「思い入れのある数冊だけにする、というのはいかがでしょう? やみくもにたくさん残しておくより、特別な絵本を数冊だけに絞ったほうが、そこに大切な思いが宿るのかなって気がします」
第3回は、工作や絵、写真など、思い出の品の収納アイデアを中心に伺います。
取材・文/星野早百合
本多さおりさんの記事は全3回。次は22年1月28日公開予定です(公開日までリンク無効)。
第3回 「子どもの思い出の品」収納術 プロが教える「モノは手放し思い出を残す」方法
第1回 カオス化するおもちゃ箱! 収納のプロが教える「子どもが片付けやすい仕組み」
星野 早百合
編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターとして活動。雑誌やWEBメディア、オウンドメディアなどで、ライフスタイル取材や著名人のインタビュー原稿を中心に執筆。 保育園児の娘、夫、シニアの黒パグと暮らす。
編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターとして活動。雑誌やWEBメディア、オウンドメディアなどで、ライフスタイル取材や著名人のインタビュー原稿を中心に執筆。 保育園児の娘、夫、シニアの黒パグと暮らす。
本多 さおり
整理収納コンサルタント。1984年生まれ。2010年に整理収納アドバイザー1級、2011年に整理収納コンサルタントの資格を取得し、個人宅向けの整理収納サービスをスタート(現在はオンラインのみ)。ラクに片付き、家事がしやすい仕組みづくりを優先した収納術が話題となり、書籍や雑誌、Webサイト等など、さまざまなメディアで活躍中。 『私をあたらしくする51のこと―暮らしと自分アップデート』(大和書房)、『暮らしをそのままの自分に寄せて―「ちゃんとやろう」じゃなくていいー』(主婦の友社)をはじめ、著書多数。6歳(2016年生まれ)と4歳(2018年生まれ)、ふたりの男の子の母。 ●公式ウェブサイト:暮らしをシンプルに愉しむ ●Instagram:saori_honda
整理収納コンサルタント。1984年生まれ。2010年に整理収納アドバイザー1級、2011年に整理収納コンサルタントの資格を取得し、個人宅向けの整理収納サービスをスタート(現在はオンラインのみ)。ラクに片付き、家事がしやすい仕組みづくりを優先した収納術が話題となり、書籍や雑誌、Webサイト等など、さまざまなメディアで活躍中。 『私をあたらしくする51のこと―暮らしと自分アップデート』(大和書房)、『暮らしをそのままの自分に寄せて―「ちゃんとやろう」じゃなくていいー』(主婦の友社)をはじめ、著書多数。6歳(2016年生まれ)と4歳(2018年生まれ)、ふたりの男の子の母。 ●公式ウェブサイト:暮らしをシンプルに愉しむ ●Instagram:saori_honda