2021.12.24

ブックマーク

子どもの「マネー教育」 親の9割に関心あり 実際は約半数が未実施

なかなか聞けない「マネー教育してる?」「関心がある」が9割「実施している」は1割未満

コクリコラボ

クレジットカードや電子マネーといった「目に見えないお金」が普及している昨今、「子どもがきちんと金銭感覚を身につけられるのか?」という危機感を抱き、お金の教育に興味を持つママが多いようです。

実際に、「マネー教育」「マネーリテラシー」といった言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

今回のコクリコラボでは、「お金の教育」をテーマにアンケート・座談会を実施。マネー教育の取り組み状況やママたちが抱える悩みなど、「家庭におけるマネー教育のリアル」について調査しました。

※「子どものお金・マネー教育に関するアンケート調査」
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2021年9月10日〜9月30日、インターネット上で実施。有効回答数は第1回107件、第2回42件

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

子どものマネー教育への関心が高まっている

近年、日本でも金融教育への関心が高まっています。

金融庁は公式ホームページに、小中高校生に向けて、お金について学べるサイトを紹介するコンテンツを設けています。また2022年度から採用される高等学校学習指導要領では、家庭科の学習内容に「家計管理」が加わり、金融商品や資産形成について学ぶことになりました。

では、ママたちは実際にマネー教育にどのように向き合っているのでしょうか?

9割のママが「興味がある」と回答! 子どもへのマネー教育の実態

「子どもへのお金・マネー教育に興味はありますか?」という問いに対し、実に半数を超えるママが「とても興味がある」と回答。「やや興味がある」と合わせて約9割ものママが、マネー教育に関心を持っているという事実が判明しました。

「子どものお金・マネー教育に関するアンケート調査」より

約半数が未実施 家庭でのマネー教育はハードルが高い?

高い関心の一方で、「実際にマネー教育を家庭で実施していますか?」という質問に対しては、約半数のママが「全く/あまり実施していない」という結果に。「実施している」と明快に答えたママはわずか3.8%にとどまりました。

「子どものお金・マネー教育に関するアンケート調査」より

マネー教育について、8割のママが何らかのモヤモヤを抱えている

「マネー教育の方法に迷いはありますか?」という問いには全体の82.2%が「とても迷う/やや迷う/どちらとも言えない」と回答。ママたちのリアルな声をご紹介します。

※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)

マネー教育を実施しているママたちからは、
・自分のマネー教育が間違ってしまっているかもしれないという不安があります
・生活がお金ありきで成り立っていることは早くから共有しお金の大切さを教えていたが、1人目がとてもケチになってしまった。バランス感覚を養いたかったが、極端な結果が出てしまい、今から修正可能かどうかを知りたい

など、不安や悩みを抱えながら手探りで行なっていることが分かるコメントが。

また、まだマネー教育を実施していないママたちからは、
・親がお金に対して無知で知識がないため、具体的にどう教えていいのかが分からない。学校でも国語や算数同様、お金の授業をしてほしい
・税金のことなど自分が子どもの頃に教えてもらわずに育ち、社会人になって迷ったことが多かったので、子どもにはそんな思いをさせたくない。高校生から家庭科の授業でお金の授業が始まると聞いていますが、できれば小学生から教えてほしいぐらい

というように、「教え方がわからない」「学校で教えて欲しい」という声が複数寄せられました。

我が家はこんな取り組みしてます! 実例集

大多数のママが、マネー教育に迷いや悩み、モヤモヤを抱えていることがわかりましたが、すでにマネー教育を取り入れているママたちは、具体的にどんな取り組みをしているのでしょうか?
ここでは、日常生活の延長として取り入れられそうなアイディアをご紹介します。

子どもに実際に買い物をさせてみる

・スーパーでおやつを買うときは数字2つまでのものを選ばせている。店舗によって値段が違うことや、値段の変化に気が付くようになった
・駄菓子屋で100円でどのくらいのお菓子が買えるかな? 身近なもので覚えてもらおうとしています


子ども自身のものを、値段を意識させながら自分で選ばせるというアイディアです。自分ごととして考えるための題材として、おやつはぴったりかも。

日常生活の声かけの一部として取り入れる

・税金・ローン・金利・一般的な職業の給与などについて日常会話の中で話題にしている
・株について話したり、物を買うときは投資・浪費・消費を意識するよう声をかけています


日々の会話や声がけに、マネー教育の要素を取り入れるというママも。教える側の負担も少なく、子どももすんなり受け入れてくれそうです。

みんなマネー教育について悩んでいる

今回の調査結果から、ほとんどのママが「マネー教育に興味はあるけれど……」というモヤモヤを抱えていることがわかりました。

コクリコラボでは、ママたちの「まずは自分自身がお金についての知識を身に付けたい」「マネー教育についてもっときちんと学びたい」という声の助けになれるようなサービス・情報をお届けすべく、今後のプロジェクトを進めていきたいと思います。

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