「2歳のクライマー娘」木登り壁登り…なんでもどこでも登る娘をどうする?
「うちの子のナゾ」第5回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質・・・etc.その世界の専門家に聞いてみました!
2021.08.03
“木登り壁登り……どこでも登るクライマー娘!?”どうしたら登らなくできる?
「家の中ではテーブルや棚、外出すれば木登り壁登り……あちこち登りまくりの娘に疲労困憊です」(2歳女児・神奈川県•30代前半)
知的好奇心は大事。だからこそ危機管理を!
このぐらい年齢の子どもたちは、探究心でいっぱい! 面白そうなもの、新しいものを見つけると、触る、口に入れるなどの探索行動が増えてきます。探索行動は知的好奇心や自立を促す良い刺激ですが、一方で思わぬ事故が多いので注意しなければいけません。
安全な環境なら、ちょっとした冒険は、安心して見守れますよね。まして、こんなにあちこち登れるなんて素晴らしい身体能力! きっと運動神経抜群です!
渡辺 弥生
大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。
大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。