あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月16日」(2005年)。
正体不明のウルトラマンマックスは、未知のエイリアンだと認識されていた。それに不満のカイトは、わざと自分がピンチになり、マックスが危機を救う場面を見せつけようとする。しかし、マックスはそれに応えてくれなかった。
マックスを勇士と証明させたいカイト
マックスに変身して戦っているカイトはそれに憤慨。チームDASHのメンバーはマックスを信用しつつも、もしものときに備えて調査・研究を行うことは必要だと考えていた。しかしカイトは、それすらも許せない。
すると、中央アメリカの遺跡から怪獣・レギーラが現れた。DASHは、小型空中母艦のダッシュマザーで出撃。海上でレギーラと接触すると、カイトはダッシュバード1号に、コイシカワ・ミズキ隊員とコバ・ケンジロウ隊員はダッシュバード2号に搭乗し戦闘を開始する。フォーメーションを組み、レギーラを追い詰めるカイトたち。しかし、カイトにはある作戦があった。わざと自分がピンチになりマックスに助けられることで、マックスが信用できる勇士であることを証明しようとしていたのだ。
カイトはフォーメーションを崩し、レギーラに接近。マックススパークを掲げる。だが、マックススパークは反応しなかった。レギーラと正面衝突しそうになったカイトは、機体を急降下させ難を逃れる。そして、再度変身を試みるが、やはりマックスになることはできない。隙が生まれたカイトは被弾し、ダッシュバード1号は海中に沈んでしまうのだった。