7月16日 ウルトラマンマックス カイトが戦う意味を見出す

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月16日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月16日」(2005年)。
レギーラと戦うウルトラマンマックス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2005年7月2日より放送が開始された『ウルトラマンマックス』は、M78星雲からやってきたウルトラマンマックスが対怪獣防衛チームDASHの隊員トウマ・カイトと一体化。平成になってからのTVシリーズではほとんど見られなかった、過去の人気怪獣の再登場が積極的に試みられた作品です。

正体不明のウルトラマンマックスは、未知のエイリアンだと認識されていた。それに不満のカイトは、わざと自分がピンチになり、マックスが危機を救う場面を見せつけようとする。しかし、マックスはそれに応えてくれなかった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

マックスを勇士と証明させたいカイト

2005年7月16日は『ウルトラマンマックス』第3話「勇士の証明」が放送された日です。3体の怪獣を倒した謎の巨人・ウルトラマンマックス。しかし、地球防衛連合UDFは、現状マックスは人類の味方をしているものの、マックスがエイリアンであることに違いはなく、データ収集を行うことを決めていた。

マックスに変身して戦っているカイトはそれに憤慨。チームDASHのメンバーはマックスを信用しつつも、もしものときに備えて調査・研究を行うことは必要だと考えていた。しかしカイトは、それすらも許せない。

すると、中央アメリカの遺跡から怪獣・レギーラが現れた。DASHは、小型空中母艦のダッシュマザーで出撃。海上でレギーラと接触すると、カイトはダッシュバード1号に、コイシカワ・ミズキ隊員とコバ・ケンジロウ隊員はダッシュバード2号に搭乗し戦闘を開始する。フォーメーションを組み、レギーラを追い詰めるカイトたち。しかし、カイトにはある作戦があった。わざと自分がピンチになりマックスに助けられることで、マックスが信用できる勇士であることを証明しようとしていたのだ。

カイトはフォーメーションを崩し、レギーラに接近。マックススパークを掲げる。だが、マックススパークは反応しなかった。レギーラと正面衝突しそうになったカイトは、機体を急降下させ難を逃れる。そして、再度変身を試みるが、やはりマックスになることはできない。隙が生まれたカイトは被弾し、ダッシュバード1号は海中に沈んでしまうのだった。
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