7月16日 ウルトラマンマックス カイトが戦う意味を見出す

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月16日(2005年)

テレビマガジン編集部

カイトが戦う意味を知る

カイトは奇跡的に、全身の軽い打撲だけで助かった。見舞いにきたミズキはカイトに、「自分がピンチになればマックスは助けにくる。それが、マックスが人類の味方だという証明になると考えたのだろう」と問い詰める。ミズキの言うことは、ほぼそのとおりだった。そして、ミズキはヒジカタ・シゲル隊長に、もうカイトとは共に戦えないと告げる。マックスにすべてを頼ろうとしているカイトに、ミズキは幻滅したのだ。

一方、ヒジカタ隊長は、DASHやマックスが行っている、地球や人類の平和を守るという行為に「証」は必要なのかと問いかけた。そして、ヒジカタ隊長はDASH隊員の証であるカイトの隊員証を持って、部屋から出ていったのだった。その後、カイトは病院から出て、公園で初めてマックスと一体化したときのことを思い出していた。そして、自分をマックスに置き換え、みんなに自分を認めてほしいと思っていたことに気づいたのだった。

自分の思い上がりを情けなく感じ、心が沈むカイト。すると、小さい女の子がやってきて、カイトに飴玉を渡してきた。その子はカイトが泣いていると思い、元気づけようとしてくれたのだ。そして、周りを見渡すと公園にはさまざまな人々や動植物が平和に過ごしていることに気づく。それを見たカイトは、自分の戦う意味を見出したのだった。

レギーラは行動を再開。サイパン島から日本に飛来した。DASHは応戦するも、レギーラの追尾性能を持つ光線に苦戦。すると、カイトがDASH専用の特捜車・ダッシュアルファで到着。地上からレギーラを攻撃する。だが、ダッシュアルファはレギーラの起こした突風に巻き上げられてしまった。意を決しマックススパークを取り出すカイト。すると、マックスはそれに応えてくれた。カイトが変身したマックスは、マクシウムソードでレギーラを撃破したのだった。

古代怪鳥 レギーラ

巨大な翼で暴風を起こした  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
古代怪鳥 レギーラ

身長/52メートル
体重/1万4000トン

メキシコで神として崇められ、遺跡に封印されていた怪獣。胸から、ロープのように相手を縛りつけることができる怪光線を発射する。また、体皮はレーダーに探知されない特性を持っている。

登場エピソード:『ウルトラマンマックス』第3話「勇士の証明」(2005年7月16日放送)
脚本:川上英幸/監督・特技監督:村石宏實

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
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7月16日はカイトが守るべきものに気づいた日

7月16日は無意識に自らの名誉のために戦おうとしたカイトが、マックスの力を借りることができず変身に失敗。その後、自分の守るべきものに気づいたエピソードの日。カイトは無事に、マックスやチームDASHの仲間たちの信頼を取り戻すことができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。