5月21日 帰ってきたウルトラマン 時限爆弾をつけたままの怪獣が出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月21日(1971年)

テレビマガジン編集部

ゴーストロンがダイナマイト工場に現れる!

ゴーストロンが行動を開始した。ゴーストロンは東京から遠ざかり、高原に向かっていたが、そこにはダイナマイト工場があった。郷が心を入れ替えたことを悟った加藤隊長は、郷とともに偵察に出発。先にダイナマイト工場を確認する。

すると、ゴーストロンがダイナマイト工場の目の前に出現、あぐらをかいて座ってしまう。郷たちはゴーストロンのデータを集め、いったん帰還。分析の結果、ゴーストロンは動きが遅く、1日の移動距離も20キロメートルとあまり長くないことが判明。X弾の爆発まで、ダイナマイト工場付近から動かないことが推測された。さらに、視力はあまり良くなく、反応速度も遅いようだ。

そこで、加藤隊長は残り時間の少ないなか、ゴーストロン用の麻酔弾を作り、おとなしくさせたうえでX弾の信管を抜く作戦を立てる。だが、郷はその作戦に懐疑的だった。その後、郷はこれまでのゴーストロンの反応から、ゴーストロンが音に反応しているのだと推測。マットジープにある装置を取りつける。

MATの作戦が開始された。しかし、麻酔弾は効かず、ゴーストロンは暴れだしてしまう。そこに、郷がマットジープでやってきた。郷がマットジープに取りつけたサイレンを鳴らすと、ゴーストロンは矛先を向け、郷を追ってくる。そして、マットジープから飛び降りるとウルトラマンジャックに変身し、戦闘を開始した。

しかし、誘爆の可能性があるため、必殺のスペシウム光線を使うことはできない。そこで、ジャックは体を回転させ穴を掘り地中に潜ると、ゴーストロンの真下から出現。そのままゴーストロンを持ち上げて飛び立ち、宇宙で爆発させたのだった。

爆弾怪獣 ゴーストロン

ダイナマイト工場に居座ってしまう  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
爆弾怪獣 ゴーストロン

身長/40メートル
体重/2万トン

大杉谷に潜んでいた怪獣で、力は強くなく、動きも遅い。地中を掘って移動し、口から火炎放射を行う。郷のミスで、時限装置を作動させたX弾を尻尾に撃ち込まれた。

登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第8話「怪獣時限爆弾」(1971年5月21日放送)
脚本:田口成光/特技監督:高野宏一/監督:筧 正典

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5月21日は時限爆弾を撃ち込まれたゴーストロンがダイナマイト工場に出現した日

5月21日は、郷のミスによって時限爆弾を撃ち込まれたゴーストロンが、ダイナマイト工場に出現したエピソードの日。郷は自分のミスを反省し、無事に最悪の事態を回避することができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga