ホテルの日帰り産後ケアプランも「こんなによかった!」 人気イラストレーターが実体験
「産後ケア施設」を知ろう ~番外編~ 人気イラストレーター・やまだだりさん 日帰り産後ケアホテル体験記イラスト
2023.05.23
イラストレーター:やまだ だり
雑誌や書籍の挿絵、ポスター、フライヤー制作などを多数手がける人気イラストレーター・やまだだりさん。
2023年に第2子をご出産後、産後1ヵ月のとき、「産後の身体」が限界を迎え、宿泊タイプの産後ケア施設を利用しました。あまりの居心地のよさに、すっかり産後ケア施設の虜に!
今回は、かねてから行ってみたいと思っていたホテルの「日帰りタイプ」産後ケアプランを体験。その体験ルポを描き下ろしイラストでお送りします。
産後ケア施設の記事を読む→1回目、2回目、3回目、前回のだりさん産後ケア施設体験記
やまだ だり
1988年愛知県生まれ。イラストレーター。東京藝術大学デザイン科修了。子育てをしながら、雑誌、書籍の挿絵、ポスター、フライヤー制作などを多数手がける。絵本最新著『ひよこ どこどこ』のほか『とことことこ』(ともに講談社)などがある。
妊娠中に自治体の日帰り産後ケアホテルを発見!
妊娠中に訪れた、自治体の保健所で、今回の日帰りプランを知ったと言います。
やまだだりさん(以下、だりさん):産前に訪れた自治体の保健所にあったチラシで、産後ケア施設に日帰りタイプもあることを知りました。
産後1ヵ月のときに宿泊タイプの産後ケア施設を利用したのですが、日帰りタイプも利用したいとずっと思っており、息子が4ヵ月のときに予約を入れてみました。
私は利用日のひと月前に予約をしたのですが、空きがあれば1週間前の予約でも入れるようです。
施設と言っても、某ホテルの一部を産後ケアホテルにしているため、まるで通常のホテルステイと同じ感覚! ホテルを訪れるだけでも楽しくて(笑)、受付の段階でウキウキ、嬉しさが溢れてきちゃいました。
母子別室の快適ホテルステイ
それでは、当日の流れをイラストでご紹介していきます。
①チェックインの時間にフロントで受付をします。
②受付後、助産師さんがお迎えに来てくれます。
③その後、部屋に案内していただきました。
④部屋を確認した後に、息子を預かってもらいます。
だりさん:息子を隣の部屋で預かってもらったあと、母子別室のため、私はここからひとり部屋でケアタイムスタートです!
日帰りケア施設の過ごし方
だりさん:当日は、チェックイン9時30分〜チェックアウト14時30分、利用時間は計5時間。金額は、自治体の補助があり、1回の利用価格は3,000円でした。
当日はこんなタイムテーブルで過ごしていました。
だりさん:お昼ごはんは、サラダ、スープ、メインはパスタかカレーから選べました。さらにティーポットのコーヒー付き。
ホテルでランチを、しかもひとりでゆっくり食べられるなんて、本当に幸せな時間でした。ああ、おいしかった……!
息子は、泣いたら部屋へ連れてきてくれるので、適宜授乳はしていますが、それ以外は基本助産師さんがずっと預かってくれていました。