整体ボディワーカーの山上亮さんに教えてもらう整体的子育て連載。
第3回では、環境の変化で心も身体も緊張する「春」と、暑さに体力を奪われてしまう「夏」に覚えておきたい「手当て」について教えてもらいました。(全4回の3回目。第1回、第2回、第4回)
※手当ては子どもが痛がらずに心地よく感じる力加減で行ってください。痛みを感じるときは中止し、傷や疾病、身体症状を有する場合は医師の診察、アドバイスを受けるようにしてください。
緊張をゆるめてのぼせを抑える「春の手当て」
春は環境が大きく変わる季節。春の身体の状態はどこかいつもと違うと感じる人も多いはず。
「春は気が上がってのぼせるような感じになり、ボーッとしたり興奮したりすることがよくあります。
また、新しい環境に対する緊張も起きやすく、のぼせるような感じのときには”胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)”をゆるめる手当てをしてあげましょう。
花粉症やアレルギーなどに対しては、肩甲骨をゆるめる手当てがいいですね。
進級・進学した場合の大きな変動に対しては、話を聞いてあげるなどの精神的なケアも大切です。
環境が大きく変わった場合は、環境に慣らすという意味で、散歩に行くのもいいでしょう。
身体を動かすようなことも取り入れるのもおすすめです」
【春の手当て】
●肩甲骨はがし
●胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)の愉気
●仙骨ゆらし