今回は事故を予防するためのポイントや、そのほかのつまりやすい食べ物について解説します。
【5歳以下】窒息事故を予防するために
食品による窒息は特に低年齢児で多く、消費者庁の報告では、2014年から2019年までの6年間に発生した食品による子ども(14歳以下)の窒息死80件のうち、5歳以下が73件で9割を占めていました。
14歳以下の食品誤嚥による死亡事故のなかで、5歳以下は全体の90%。令和3年には、それまで「3歳」だった注意年齢が「5歳」へと上がりました。
窒息事故予防のポイント
・嚙んだり、飲み込んだりする子どもの食べる能力を考える
・食べることに集中させる
・ながら食べはしない。×「遊びながら」「走りながら」「話しながら」
・子どもを驚かせない。怒られた声で驚いて、喉につまることがあります。
ほかにもある窒息につながりやすい食べ物
・丸いもの、つるっとしている食べ物
お菓子、ブドウ、トマト、だんご、こんにゃく
・粘着性が高く、唾液を吸収する食べ物
パン、お米、イカ、野菜(種類、大きさに注意)
・弾力があり、かみ切りにくいもの
きのこ類、グミ
・飲み込みづらいもの
のり、ゆで卵、煮魚、そぼろ煮
もしも詰まったら! すぐに応急処置を
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
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小児科医 テル
総合病院に勤務する17年目の小児科医。「親や、子どもに関わる人たちに正しい医療の知識をしってもらいたい」と思い、2018年からInstagramを中心にSNSで、子どもの健康について情報発信している。 Instagram:https://www.instagram.com/shonikaikuji/ YouTube:https://www.youtube.com/@shonikaiTERU
総合病院に勤務する17年目の小児科医。「親や、子どもに関わる人たちに正しい医療の知識をしってもらいたい」と思い、2018年からInstagramを中心にSNSで、子どもの健康について情報発信している。 Instagram:https://www.instagram.com/shonikaikuji/ YouTube:https://www.youtube.com/@shonikaiTERU