現役保育士てぃ先生が伝授! 【子どもの食事の悩み】におすすめの育児アイディア

フォロワー80万人のカリスマ保育士てぃ先生の“目からうろこ”の育児アイディア【まとめ記事】

保育士:てぃ先生

てぃ先生の目からうろこの育児アイディア

YouTubeチャンネル登録者数80万人超えのカリスマ保育士てぃ先生が、育児の悩みを一発解決!

テレビ出演でも話題のてぃ先生は、なんと現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアにあふれていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!

まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です! 今回は、これまでのお悩みの中から、子どもの食事に関する相談へのアイディア、解決策をまとめてご紹介します。
てぃ先生
保育士として勤務のかたわら、その専門性をいかしTwitter、YouTubeなどで、子育ての楽しさや子どもとの向き合い方などを発信、大反響を呼ぶ。著書に「カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」(ダイヤモンド社)、「ほお…、ここがちきゅうのほいくえんか。」(ベストセラーズ)など多数。
子どもの食事に関するお悩み
・『好きなものしか食べません』(1歳4ヵ月女児)
・『お菓子ばかり食べます』(3歳3ヵ月男児)
・『嫌いな食べ物が多く困っています』(2歳8ヵ月男児)
・『おばあちゃんが子どもに菓子パンやお菓子を買ってくるので困ります』(2歳10ヵ月女児)
・『食事中にじっと座っていることができません』(3歳4ヵ月男児)
・『コップやスプーンなど食器が使えない』(1歳3ヵ月女児)

偏食や好き嫌いには「約束を守って、楽しい食事を」

『好きなものしか食べません』(1歳4ヵ月女児)
たとえば大人でもチョコレートが大好きでチョコレートばかり食べているときがあったとしても、いつか必ず飽きてほかのものを食べますね。同じように子どももほかの食べ物に興味を持ち出して、食べるときがきます

どうしても幅広く食べてほしいなら、食事以外出さないようにすれば、お腹がすいて必ず食事を食べるようになります。少し厳しいですが、親御さんの頑張りが必要です。就学前のお子さんはとにかく楽しい食事が一番大事。栄養バランスにとらわれず、今は食べたいものを食べさせていてもいいのではないかな?と思います。
(関連記事:てぃ先生が解決!#27「偏食」

『お菓子ばかり食べます』(3歳3ヵ月男児)
「食事の量が少ないから」と代わりに「ちょっとだけ……」とお菓子を出すと、ご飯を食べなくてもお菓子が出てくるのであれば、子どもはそっちを食べますよね。その悪循環を断ち切るためにも、お菓子は決まった時間、決まった回数だけ食べるようにしてみてください。

おやつのとき以外、お菓子はなしと約束したのに、子どもが「お腹すいたー」って泣いて騒ぐと、ついつい「あーもう! じゃあクッキー1枚だけね」ってついやっちゃいますけれど、それは子どもが約束を破ったのではなく、親御さんが約束を破ってしまっている。親御さんも子どもと同じように、意志をもって約束を守ってください。
(関連記事:てぃ先生が解決!#17「お菓子ばかり食べる」
楽しく、無理なく。食事はルールを作ることが大切

大人も好き嫌いがある。ゆっくり見守って。

『嫌いな食べ物が多く困っています』(2歳8ヵ月男児)
何でも好き嫌いなく食べてほしいという、親御さんたちの気持ちはとてもよくわかりますが、嫌いなものを無理して食べさせる必要はないんじゃないかな?と思います。積極的に食べないことと嫌いは違うと思います。

「この子は○○が嫌い」という親御さんの言葉を聞くことで、お子さん自身がその食材を「嫌い」と思い込んでしまうということもあります。大人でもある程度好き嫌いがあります。子どもだから何でも食べてほしいというのはそもそも難しい。ゆっくり見守ってあげてみてはいかがでしょうか?
(関連記事:てぃ先生が解決!#48「嫌いな食べ物が多く困っています」

『おばあちゃんが子どもに菓子パンやお菓子を買ってくるので困ります』(2歳10ヵ月女児)
子どもは舌の構造上、甘みを感じやすくなっているので、甘い食べ物をより好む傾向がありますので、お子さんに「菓子パンよりもご飯を食べてね」と言っても受け入れてもらうのは難しいと思います。おばあちゃんとたまにしか会わないのならば、お孫さんを喜ばしたいという思いを汲んで、菓子パンを食べる日があってもいいのかもしれません。

もし同居などしていて毎日買ってくるようであれば、本気で「やめてほしい」と思っていることを示さないと、たとえ自分たちの親でもなかなか伝わらない可能性があるので、親御さんの考えをおじいちゃんおばあちゃんにきちんと伝えて、理解してもらうことが大切です。
(関連記事:てぃ先生が解決!#26「祖母が菓子を与える」

食べる量を調整して、自主性を育てる

食べる量を減らして食べ切った満足感を
『食事中にじっと座っていることができません』(3歳4ヵ月男児)
食事の途中でお腹がいっぱいになっていることも原因の一つだと思います。食事時間を20~30分以内に短く設定し、食事の量も減らしてみましょう。もしかすると全部食べきった経験が少ないのかも。量を減らすことで「自分で食べきった」「残さず食べられた」という喜びや満足感を得ることができるようになります。

もう3歳なので、お子さんに食べる量を選んでもらうのもいいかもしれません。「ご飯は大、中、小どれにする?」「ブロッコリーは何個がいい?」とそれぞれ選んでもらいます。子どもも大人と同じようにその日の気分や体調で食事量は変わるはずです。自分のお腹と相談するという経験を積み、子どもが「どれくらい食べたいか」を考え選ぶことは、自主性を育てることにもつながっていきます。
(関連記事:てぃ先生が解決#22『食事中にじっと座っていることができません』

『コップやスプーンなど食器が使えない』(1歳3ヵ月女児)
スプーンやコップを使う手や指の動きは、スマホの操作よりもずっと複雑。1歳3ヵ月だし、まだ手や指を自由自在に動かすことは難しいんじゃないかな? いきなり食事の場面でコップやスプーンなどの食器を使うのは、練習なしで本番にのぞむようなものです。

たとえばコップの練習ならば筒状のものを、スプーンの練習ならば棒状のものを持つ、握るという練習をしてみる。おままごと用の食器を用意して遊びながらそういう経験を増やしていくのもいいですね。とにかく手や指先で感触を味わう機会をいろいろと作ってあげる。そうするとだんだんと手指を自分の意志で動かせるようになってきます。
(関連記事:てぃ先生が解決#8『食器を使えない』
撮影/嶋田礼奈 取材/久世恵美 写真提供:Ushico / PIXTA(ピクスタ)
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てぃせんせい

てぃ先生

保育士

関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディ...

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...