「離れて」「行かないで」を繰り返す3歳に疲れました【専門家がアドバイス】
「うちの子のナゾ」第7回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質・・・etc.その世界の専門家に聞いてみました!
2021.08.17
“3歳にして翻弄系!? もう私を振り回さないで~”
「息子に『あっちいって!』と言われ、離れると『いかないで』と泣く。近づくとまた『あっちいって!』……疲れます」(3歳男児・千葉県・30代後半)
遊びのひとつと受けとめましょう
また、自分の言葉に親が驚いたり困ったり、さまざまなリアクションをしてくれるのもうれしいのでしょう。まるで「いないいないばあ」の遊びのように、コロコロ変わる表情の繰り返しが、視覚的変化にも富んでいて楽しいのかもしれません。「なんでそんなこと言うの!」などと怒っても、さらに興奮して悪循環……ということも。
イラスト/とやま ちさと 取材・文/久世恵美
渡辺 弥生
大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。
大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。