10月19日 ULTRASEVEN X 危ない高額バイトに若者が殺到! 暗躍するマーキンド星人の目的は?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」10月19日(2007年) (3/4) 1ページ目に戻る

テレビマガジン編集部

恐るべき「仕事」とは!?

ジンたちが到着した謎の工場では、タマルが待っていた。タマルによると、ここには「時給はまぁまぁでキツイけど、リスクのない仕事」と「時給はすごく良くて楽だけど、リスクのある仕事」のふたつがあるらしい。ふたつのうちの「リスクのない仕事」とは、施設内にある何やら怪しい機械を作る仕事だった。そして、「リスクのある仕事」とは、その機械を動かすためのエネルギーを、自らの体から抽出する仕事だった。

ヘッドギアをつけ、まるで生気を抜かれるように机に伏せる若者たち。すると、ひとりの男性が目を覚ます。男性はこの仕事を100時間して、一生遊んで暮らせる金を稼いだと話すが、その直後に死亡してしまう。この仕事は、寿命を大きく削ってしまうのだ。そして、この機械は、なんと宇宙人の侵略兵器だった。

脳の異常収縮は、この仕事によっておこされたものだった。人々を逃がすため、ケイは機械を作る仕事をしている人たちに真実を伝えようとその場を離れる。一方、自身がマーキンド星人であることを明かしたタマルは、自分は無理強いはせず、報酬も払っていると語る。その言葉のとおり、仕事を止められた若者たちは、ジンやケイを非難し始める。今、金が欲しい彼らは、自分の命を削ったり、宇宙人の侵略に加担することも構わず、この仕事をしたがっているのだ。

若者たちが仕事を再開してしまう一方で、ジンにしつこく迫られたタマルはマーキンド星人の正体を現わす。ジンもULTRASEVEN Xに変身し戦いを開始した。格闘戦の末、UlTRASEVEN Xはアイスラッガーを投てき。マーキンド星人はそれを回避するも、宇宙ブーメランであるアイスラッガーはUターンしてマーキンド星人に向かう。油断していたマーキンド星人はアイスラッガーの直撃を受け、撃破されたのだった。
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