著:はやみね かおる 絵:にし けいこ
校長からひとこと
41歳の誕生日――デビュー15周年の日に出た本です。すでに、シリーズものだという覚悟を持って書いてます。「『シネマ』は『sinema』ではなく『cinema』ですよ」というのは、リアルに言われました。開き直って、『S計画』と章タイトルをつけました。あと、内人が夜の校舎に忍び込むシーンについて、リアルな解説。大学時代、レポートの提出期限日当日、用事(本の買い出し)があって大学に行けないことがわかったとき、前日の夜に提出しに行った経験を元に書いています。今から40年ほど昔のことなので、時効ということで勘弁してください。 (発行日 2005/04/16)
堀越美晴を映画デートに誘いたい内人は、創也と予行練習中に、駅前で襲われそうになっている小学1年生カップルを見つけ、助けようとする。一方学校では、文化祭が迫っていた。知恵をしぼって夜の学校に忍び込み、なんとか「純喫茶2年5組」の準備を完了させる。しかし当日、学校に時限爆弾がしかけられてしまう。犯行は、現金輸送車襲撃事件を起こしたばかりの危険な作戦屋、頭脳集団(プランナ)!? 文化祭のさなか、爆発を防ぐことはできるのか……?
発売日 | 2005/04/09 |
---|---|
価格 | 定価:円(本体950円) |
ISBN-13 | 9784062693509 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 342 |
もっと見る