著:はやみね かおる 絵:にし けいこ
校長からひとこと
Nさん(仮名)という、ゲーム作りのプロフェッショナルがいます。本書には、そのNさん(仮名)が考案した『スパイシティ』というR・RPGが出てきます。リアルに遊べるゲームです。Nさん(仮名)については、あとがきに詳しく書かせていただきました。どんなにすごい方か、ぜひ読んで確かめてください。それから、本書には、クイーンシリーズから出張してきたホテルベルリンが登場します。あの連中を出すことにいちばん不安だったのは、ぼくです。でも、幸い大きな被害や人死にも出ることなくドイツに帰ってもらえました。西先生の描かれたゲルブのイラストは、必見です。
竜王デパートで開催された、世界の奇書展。財宝の在処が書かれていると噂の日誌が公開されるが、緊迫した空気の中で怪事件が起こる。内人は、ゲーム作りの苦労を知らないと創也に言われ、1か月後におもしろいゲームを自分で作ると宣言してしまう。栗井栄太やユラ、卓也らも参加して、街を舞台に真剣勝負する『スパイシティ』が始まる。しかしゲームマスターもびっくりの、思わぬ展開となってしまい……!? 抱腹絶倒のバトルは、最後までお見逃しなく。
発売日 | 2019/02/21 |
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価格 | 定価:円(本体1200円) |
ISBN-13 | 9784065139103 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 370 |
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美琴 @Z5HHR
美琴 @Z5HHR
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見るまず驚いたのはホテルベルリンの登場!内人とゲルブの通じ合うシーンは微笑ましかったです。でも、創也も内人も、栗井栄太も一応一般人だからでしょうか、クイーンと対峙しているときは感じない怖さをホテルベルリンに感じました。いつもあっさりゲームクリアする麗亜さんが思わぬ方向に転がっているのは笑いました。 ゲームも終わって一段落したと思ったら、アドバイザーの存在が明かされ、これからの展開が楽しみです。 個人的な話になりますが、小学生の時から「長男さんと同い年だ!」と勝手に親近感を抱きながら、あとがきを読んでいました。この巻を読んでいると「この出版年に私も就職したんだった、自分も大きくなったなぁ。」と感慨深い気持ちになります。
MOMO @Vq73E
MOMO @Vq73E
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見るスパイシティはマチトムの中でもたくさん読み返している回で、大好きな回です! なんとクイーンから出張してきているなんて…!すっごい嬉しいです!