著:はやみね かおる 絵:にし けいこ
校長からひとこと
物書きとしては、表紙絵を見るたびに「うわ~!」と叫びたくなります。内人の気持ちが、よくわかります。『ボツ』――その響きは華麗ですが、実体は死に神の鎌のようなものです。そして、森永美月、登場です。ネタバレになるので、彼女については詳しく書けませんが「森永美月は、森永美月なんです!」と言わせててください(『ディリュージョン社の提供でお送りします』にシレッと登場してきたときには、ゾッとしました)。あと、ビックタックが出てくるのも⑫巻なんですね。すっかり忘れてました(今、頭の上に卓也さんの拳骨が落ちてきました)。
原稿用紙を前に、内人は自分たちの平凡な学校生活を書こうとする。栗井栄太も乱入する危険な体育祭で、創也と共に二人三脚大障害物競走に出ることになったり、予算を削られた文科系クラブと生徒会の対立に巻き込まれたり、落ちつくことのない毎日。さらに内人が下級生から手作りクッキーを渡され、いっしょにお昼寝したいと言われて、……ドキドキの展開に! 竜王グループ特殊任務部雑務課主任補佐二階堂卓也の夢と、世界を救うために闘う話も掲載。
発売日 | 2015/03/11 |
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価格 | 定価:円(本体950円) |
ISBN-13 | 9784062694933 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 242 |
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