都会のトム&ソーヤ(13)《黒須島クローズド》

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都会のトム&ソーヤ(13)《黒須島クローズド》

著:はやみね かおる   絵:にし けいこ  

都会のトム&ソーヤ(13)《黒須島クローズド》

校長からひとこと

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「ナイト13」のサブタイトル「愛と、ピンホール!」の元ネタはゴルゴ13の「アット・ピンホール」です。すごい話ですので、よろしければ読んでみてください。困ったのは、内人が海に飛び込むシーン。ぼくとしては、飛び込まずに助ける予定で書いていました。でも、あっという間に飛び込んでしまったので、結局あのようなシーンになりました。創也に「猪突猛進の大バカ野郎!」と言ってますが、内人も似たようなものだと思いました。付録の『親父のいちばん長い日』に出てくる針井保太は、ぜひボクサーとして再登場させたいキャラです。

内人と創也は、遊戯盤で莫大な財産を築いたといわれる黒須幻充郎からパーティーに招待され、豪華客船に乗り込む。会場はかつて、クロスランドが建設されることになっていた、人工島。電波も通じない孤島で、栗井栄太らも参加する、命がけのゲームが幕を開ける。どこかに隠されたらしい黒須の遺産の行方、ゴンドラやミラーハウスでのサバイバル、複雑にからむ人間関係……。謎多き頭脳集団(プランナ)の幹部候補生・浦沢ユラの動きからも、目が離せない。

発売日 2015/11/26
価格 定価:円(本体1100円)
ISBN-13 9784062695015
判型 四六
ページ数 386

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美琴 @Z5HHR

美琴 @Z5HHR

【この投稿はネタバレを含みます】

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孤島となった黒須島での命懸けのサバイバルゲームは、シリアスで緊迫感がありました。ハラハラする展開の中、内人のサバイバル技術と創也の頭脳が組み合わさり危機を乗り越える姿を頼もしく思いました。 特に印象的だったのは、ミステリアスでありながら、ユラさんの垣間見える人間味。ユラさんがこれまでどんな世界を体験してきたのか過去が気になります。また、遺産を巡るゲームで登場したキャラクターが、それぞれの信念があり、魅力的で再登場して欲しいです。 黒須幻充郎の遺産は財宝ではなく、遊びの本質を体現するもので、心温まる爽やかさと遊び心に満ちていました。ゲームとはなにか、遊びとはなにか、遺産の意義を2人が受け止め、未来へ希望を抱くキラキラした輝きを見ることができて、これからが楽しみです。​

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