子どもとの対話が「アクティブリスニング」で改善 親子関係をよくする「親のトレーニング」とは? 

信頼関係を深める「アクティブリスニング」で変わる親子の未来 #3

親子間でもアクティブリスニングを効果的に使っていこう。  写真:○○○

「アクティブリスニング」は、相手の話を深く理解するためのコミュニケーション方法です。たとえば、反抗的な子どもの話をアクティブリスニングで聞いたところ、「親への反発ではなく、自分の進路について悩んでいたことが原因だった」ことがわかり、問題解決につなげられたケースもあります。

連載第3回は、アクティブリスニングがどうしても難しいと感じる親御さんに試してほしいトレーニングなどを紹介。経営コンサルタントとして多くのリーダーを成功に導いてきた、赤羽雄二さんが引き続き解説します(全3回の3回目)。

※全3回の第3回(第1回第2回を読む)

◆赤羽 雄二(あかば ゆうじ)
ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター。東京大学卒業後、コマツ入社、スタンフォード大学院留学を経てマッキンゼーに入社。マッキンゼーでは韓国LGの世界的躍進を支援。現在はベンチャー支援や経営改革、経営幹部育成に取り組む。44万部突破の『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』など著書多数、国内外で計138万部を売り上げている。

ホワイトボードを使った親子のコミュニケーション術

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