「ボロボロでも一緒にいたい」人形を研究する早大准教授が「ぬいぐるみを愛でる」のは未来志向な行為だと断言する理由

写真集『ずっと、だいすき。ぬいぐるみ専門病院から帰ってきた家族たち』第5回

ライター:山口 真央

『ずっと、だいすき。ぬいぐるみ専門病院からかえってきた家族たち』(講談社)より、菊地浩平さん(左)と、杜の都なつみクリニックの箱崎先生(右)。
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元気なときも、しょんぼりしたときも、ずっとそばで見守ってくれるぬいぐるみ。持ち主さんにたくさん愛情をかけられたぶん、残念ながら、体はボロボロになってしまいます。

そんなときに頼りたいのが「杜の都なつみクリニック」。ぬいぐるみの生地や中綿を交換したり、お風呂に入れて綺麗にしたりしてくれる「ぬいぐるみ専門の病院」です。

この記事では「杜の都なつみクリニック」の院長である箱崎なつみさんと、早稲田大学文化構想学部、表象・メディア論系准教授の菊地浩平さんが対談。

ぬいぐるみを愛でることで得られるメリットを、学術的な立場からお話しいただきました。

ぬいぐるみ専門病院「杜の都なつみクリニック」がはじめての写真集『ずっと、だいすき。ぬいぐるみ専門病院からかえってきた家族たち』を出版します。

愛おしい40のぬいぐるみの治療前後を撮影。治療後のふわふわなぬいぐるみに誰もが癒やされます!

杜の都なつみクリニックの院長、箱崎なつみ先生。

ぬいぐるみを持参する「人形参観」って?

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