【ウルトラマンブレーザー】子どもが描いたラクガキが怪獣に! ガヴァドン登場!
TELEMAGA.netが独自につかんだ『ウルトラマンブレーザー』第15話「朝と夜の間に」の極秘情報を大公開!
2023.10.21
これを読んで、『ウルトラマンブレーザー』のことを、もっと楽しんじゃおう!
今回は、第15話で登場する、二次元怪獣ガヴァドンを紹介するぞ!
地球の内外から攻めてくる怪獣や地球外生命体に対処すべく、世界各国は地球防衛隊を設立し、その任務にあたっていた。
ヒルマ ゲントは、各方面から集められた精鋭たちで編成された特殊怪獣対応分遣隊SKaRD(Special Kaiju Reaction Detachment/スカード)の隊長に任命される。
ウルトラマンブレーザーに変身する能力を得たゲントだったが、体をひとつにして戦っていたはずのブレーザーと、心がすれ違う日々が続いていた。
だが、宇宙からやってきた強敵怪獣ゲバルガを前に「命を守りたい」という思いがシンクロし、ふたたび、ブレーザーとゲントの心はひとつになったのだった!
子どもが描いた絵が実体化する
とある小学校で、子どもたちが自分の描いた怪獣の絵を自慢している。
そんななか、ひとりだけ、白いオタマジャクシのような絵を描いた少年がいた。
怪獣の名はガヴァドン。
ガヴァドンがあまりにも弱そうな姿だったため、ムシバは、みんなにからかわれてしまう。
そのころ、科学特捜隊の本部に、東大の宇宙線研究所から連絡が入る。
この宇宙線に含まれる新元素を含有した放射線と太陽光線が融合すると、二次元のものが三次元になってしまうらしい。
絵画が現実の世界にあらわれたりするといった現象が各地で起きているというのだ。
ムシバが描いたガヴァドンの絵も、この融合した宇宙線をあびてしまい、絵からぬけだしてしまう。
そして、巨大化した姿でムシバたちの前にあらわれたのだ!
だが、ガヴァドンは、まったく動かず、ただ大いびきをかいて寝ているだけの怪獣だった。
そして、夕日が沈むころ、ガヴァドンは目をさまして歩き出すが、まぼろしだったかのようにうすくなって消えてしまう。
実体化の効果は、太陽光線のあたっている時間だけなのだ。
日が沈むと、ガヴァドンは元の絵にもどってしまう。
新たなガヴァドン誕生
ヒルマ ゲントの息子ジュンが、学校帰りの道を友だちふたりと並んで歩いていた。
そこへ、突然、アラタという別の友だちがあらわれ、いいものを見せてやるからと、ジュンをむりやり連れだす。
アラタに連れていかれた先にあったのは、作業用の資材などを置いておくテントに、アラタの私物を運び込んだ、ひみつ基地だった。
アラタは、ジュンにも好きな絵を描くようにすすめる。
ジュンが描いたのは、白いオタマジャクシのような怪獣の絵だった。
アラタは、「ガバッと出てきて、ドーンとビルをぶっ壊すから、ガヴァドンだ」と言い、この怪獣をガヴァドンと命名する。
翌朝、ヒルマ家でゲントとジュンがテレビのニュース番組を観ていると、ツチノコ発見か? というニュースが流れる。
テレビには、ジュンが描いた絵とそっくりな目撃証言の絵が映っていた。
なぜ、自分が描いた絵と同じ生き物が!?
そこでジュンはアラタを誘うと、ひみつ基地に向かい、ツチノコと呼ばれていた怪獣を虫取り網でつかまえることに成功する。
地球に、未知の宇宙線がふりそそいでいるという。
そのころ、ガヴァドンをつかまえたジュンたちは、この不思議な生き物に、エサを与えようとしていた。
ガヴァドンは、段ボールに描いてあったみかんを、するすると吸い込んで食べてしまう。
もともとが絵から生まれた生き物なので、絵に描かれたものを食べるのだ。
だが、ガヴァドンは日暮れとともに姿を消してしまう。
絵に戻ってしまったのだ。
そこで、アラタとジュンは、もっと大きなガヴァドンを実体化させるため、スケッチブックをつなぎあわせて、さらに大きな絵を描くことにする。
大きくなったガヴァドン
体はとってもフカフカで、晴れた日に干したふとんのようないいにおいに、ジュンたちは大興奮だった。
子どもたちと仲良く、おとなしいガヴァドンだったが、ガヴァドンを見つけた大人たちは防衛隊に引き渡せと騒ぎ立てる。
そこで、大人たちにつかまらないようにと、ジュンとアラタ、そしてアラタの妹のツムギは、地面を棒で掘って、さらに大きなガヴァドンの絵を完成させる。
巨大なガヴァドン誕生!
大きくなってもガヴァドンは寝ているだけなのだが、防衛隊の上層部から、誘導弾の攻撃による退治命令が出てしまう。
ガヴァドンは誘導弾を何発も撃ち込まれるものの、体がぷよぷよしているため当たらず、跳ね返ってしまう。
そして、その跳ね返った誘導弾は周囲のビルに当たって破壊、さらに、パニックになったガヴァドンも、ビルを壊してしまうという負の連鎖が引き起こされてしまった。
そして、ガヴァドンと戦うが、子どもたちから、ガヴァドンをたおさないでほしいという、必死の叫びが届く。
ブレーザーは捕まえようとするも、嫌がるガヴァドンの逃亡が続く。
街は夕焼けに包まれていた。
子どもたちとガヴァドンの別れの時間が迫ってきた。
無敵の弾力性
体全体は、イルカやシャチのような流線型をしており、凹凸はほとんどない。
目にあたるところには、丸いくぼみがあり、魚のヒレのような一対の前足がある。
しっぽは意外と長く、体と同じくらいの長さがある。
攻撃技はなく、動くときは、のそのそと前に進むだけだ。
ガヴァドンの一番の特徴は、弾力性のあるやわらかい体だろう。
ブレーザーのキックや地球防衛隊の攻撃が一切効かなかったことからわかるように、物理攻撃に対しては無敵ともいえる防御力を誇っている。
二次元怪獣 ガヴァドン
身長:40センチ~30メートル
体重:400グラム~2万トン
次回は、幻覚を見せる怪獣が出現!
地底より、謎の怪獣があらわれるぞ!
次回のウルトラマンブレーザーも、要チェックだ!
テレビの前で、ゲントとブレーザーを応援しよう!
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga