ましろ絵本作家になる!?  「ひろがるスカイ!プリキュア」第20話まとめ(ネタバレあり)

世界一プリキュアにくわしいプリキュア専門ライターが、6月18日放送の『ひろがるスカイ!プリキュア』最新話まとめ記事化!

ライター:小渕 早紀

2月から放映開始し、話題沸騰の『ひろがるスカイ!プリキュア』。幼児雑誌「おともだち」「たのしい幼稚園」ほか、これまで何十冊も絵本を執筆してきた「プリキュア専門ライター」が6/18放映分の第20話のあらすじ(ネタバレあり)をまとめつつ、注目ポイントを熱弁!

Pretty Holicでましろのセンスが光り、絵本をつくることに!

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第19話では、キュアウィング&キュアバタフライの名コンビによる合わせ技が誕生しました。

今回の第20話、ましろがエルちゃんに絵本を読んであげるシーンから始まります。

その後、ソラとツバサとましろは、エルちゃんを連れてあげはがアルバイトするお店『プリティホリック』を訪れました。

ましろはプリティホリックの大ファン! あげはも、ましろの影響でプリホリをチェックするようになったと言います。

(ちなみにプリティホリックは、かわいいメイク用品や雑貨のお店で、プリキュアのアニメに登場するだけでなく、実際に商品化されています! ソラやましろたちとおそろいのコスメやステーショナリーがゲットできるので、ぜひチェックしてみてください)
あげはと一緒に働く美大生の菜摘は、店内のディスプレイに何を足したらいいか悩んでいました。

ましろのアイデアから、夏らしい海の背景に人魚を描き足すことになり、とっても素敵なディスプレイができあがりました! さすが、プリホリファンのましろんです。

菜摘はましろのセンスに感心して、菜摘も挑戦している絵本のコンテストに「ましろんさんもやってみたら?」と絵本作りをすすめました。

「ましろさんには、センスというものがあるんだと思います」と、ソラたちも乗り気です。

みんなからすすめられ、「とりあえず、挑戦してみようかな」ましろの気持ちがかたまりました。

絵本のコンテストにチャレンジするましろ

ましろはさっそく物語を考え始めますが、なかなか良いストーリーが思い浮かびません。菜摘さんみたいに絵をきれいに描けないし「やっぱり無理かも……」と、どんどん自信を失っていきます。

絵本作りはいったんあきらめかけたのですが、公園で遊ぶエルちゃんを見ていて、ましろはひらめきました! 家に帰ると、夢中になってノートに絵本のアイデアをかき続けます。

ソラが様子を見にいくと、「なんかね、すっごく楽しいの!」と、生き生きとした笑顔のましろです。ソラもとても嬉しくなりました。

その後みんなに協力してもらいながら、ましろは絵本を完成させました。


はじめは、みんなにすすめられて絵本を作り始めたましろでしたが、いつの間にか、作ることの楽しさに夢中になっていました。自分でも思ってもみなかったところに、自分の「好き」が見つかることもあるのですね!

(うまくいかない気がするからやめておくというのは自分の可能性を狭めてしまってもったいない…ってことですね。自分自身や子育てにも生かしていきたい心構えです……!)

締め切りに急ぐましろの前に、バッタモンダーが立ちはだかる

ましろが絵本の原稿をかかえて急いでいるところに、バッタモンダーが現れました。

「僕は君たちが心配なんだ。その封筒を失ってしまわないかってね」と心配するふりをしながら信号機のランボーグを出現させてしまいます。

4人がプリキュアに変身です。「Ready……Go! ひろがるスカイ!プリキュア!

エルちゃんがましろの絵本原稿を大事に守ってくれています。(かわいい……! 健気!)

でも、ランボーグの赤信号で動きを止められてしまい、うまく攻撃ができないプリキュア。

「プリズム、次に青信号に変わったら、行ってください!」

「そうですよ。あんなにがんばったんだから」

「あたしたち、いつもプリズムの優しさに支えてもらってる。だから今日くらい思いっきり応援させてよ!」

キュアプリズムは、仲間の優しい気持ちに胸がいっぱいになりました。でも、ピンチなのに自分だけ戦いをぬけることに戸惑っていると、キュアバタフライが、「守りの力、アゲてこ!」とキュアスカイを後押しし、ランボーグの赤信号を破壊してピンチを脱しました!

キュアスカイにうながされ、キュアプリズムはエルちゃんと原稿を持って駆け出し、無事に作品を提出することができました!

そして、キュアバタフライとキュアウィングの合わせ技「プリキュア・タイタニック・レインボー!」で、ランボーグを浄化しました。キラキラエナジーの回収も完了! バッタモンダーは顔を引きつらせながら去っていきました。

ましろの絵本、コンテストの結果は?

後日、絵本コンテストの作品の展示会場をみんなで訪れました。中央に飾られた大賞の作品を見ると、なんと、菜摘が応募した人魚を描いた作品でした。ましろのアイデアでプリティホリックに描いた人魚から構想したものだったのです。

菜摘が「ありがとう。ましろんさんの絵本もすごく素敵だった。私もいつかあんなふうに優しい世界が描けるようになりたいな」と笑顔で伝えると、ましろもとっても嬉しくなりました。

エルちゃんをモデルに平和な世界を描いたましろの絵本は、みんなの心を温かくしました。

ましろは、これからも、エルちゃんや誰かの心に届くような絵本をもっと描いてみたくなりました。

やりたいことを見つけたましろの瞳は、キラキラと輝いていました。
『ひろがるスカイ!プリキュア』は、毎週日曜日朝8時30分から、ABCテレビ・テレビ朝日系列で放送中です。

6月25日(日)放映の第21話、キュアウィングになったことで「空を飛びたい」という夢を叶えたツバサですが、なにやら悩んでいる様子です。これから自分はどうしたいのか、ツバサはどんな結論を出したのでしょうか?
©ABC‐A・東映アニメーション

発売中の「おともだち」「たのしい幼稚園」では「ひろがるスカイ!プリキュア」連載中!

たのしい幼稚園7・8月号
発売日:2023/5/31
定価:1280円(税込)
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こぶち さき

小渕 早紀

Saki Kobuchi
ライター

東京都出身・川崎市在住。講談社の幼児誌「たのしい幼稚園」「おともだち」「いないいないばあっ!」の構成・ライティングを担当。キャラクター絵本・シールブック・知育ドリルなども手がける。現在小学生の娘2人の子育てに奮闘中。お笑い系の動画視聴が息抜き。

東京都出身・川崎市在住。講談社の幼児誌「たのしい幼稚園」「おともだち」「いないいないばあっ!」の構成・ライティングを担当。キャラクター絵本・シールブック・知育ドリルなども手がける。現在小学生の娘2人の子育てに奮闘中。お笑い系の動画視聴が息抜き。