「まごわやさしい」魔法のレシピ 子どもと作るカンタン豆腐料理

カンタン・高栄養・完食!#1【まめの「ま」】「豆腐スイーツと副菜」

ライター・料理家:越野 美樹

さわやか!豆腐のティラミス

トリュフを作った時のお豆腐ペーストで、他にもアレンジデザートが作れます。

ココアときなこの風味が優しい味。ジャムや季節のフルーツを添えて、パフェ風にしても!  撮影:越野美樹

【作り方】
※お豆腐トリュフを作る前に水切り豆腐を少し取り分けておきます
1.ボウルに水切り豆腐を入れ、きなことお砂糖をお好みの加えて手でこねるように混ぜ、白いペーストを作る。
2.グラスやカップに、丸める前の「お豆腐のトリュフ」を入れる。
3.2の上に1を乗せ、さらに2を乗せて層にし、茶漉しに入れたココアをふれば「ティラミス風お豆腐デザート」のできあがり。

【お手伝いポイント】
見本を見せて層にするのを確認させたら、そーっとスプーンですくって入れてくれるはず。

ついでに副菜もできちゃう!枝豆の白和え

ゆでたにんじんや青菜など、季節の野菜なんでも使えます。
撮影:越野美樹

水切りしたお豆腐を使って、「さっぱり副菜」を作ることもできます。子どもにも「お豆腐トリュフと同じ材料だね」と言いながら作ってもらったので、手で潰したことを思い出して、張り切って食べてくれました。

【材料】
みそ 大さじ2
白すりごま 大さじ2
ピーナッツペースト 適量
ゆでた枝豆 80g

【作り方】
1.ボウルに材料をすべて入れて、手でつぶすように混ぜる。
2.ゆでた枝豆80gを加えて軽く混ぜれば、できあがり。

【お手伝いポイント】
ここまでくれば、お豆腐を手で潰す作業はもうお手のもの!? さやつきの枝豆なら、さやから出してもらう作業も手伝ってもらいましょう。おもしろがって、どんどん出してくれます。

一緒にお料理することでお母さんが楽になる

小さい子がいると、生きているだけで大変な毎日です。テレビや動画などのメディアに子守りをさせる方が、子どもも動き回らずに安心です。それをわざわざ「一緒にお料理する」なんて、なかなか思えないのもわかります。

でも、料理するお母さんの姿を見て、子どもがふと興味を持った瞬間があれば、その時が最大のチャンス。「やってみる?」と声をかけてみることをおススメします。一緒に楽しく作業することでイライラも落ち着くので、お母さんも楽になるはずです。

ご紹介したレシピだけではなく、ぜひ、自分が心から食べたいと思う料理を、ウキウキと手作りしてみてください。そんな私の様子を察した娘は、「お料理しているお母さん、楽しそう」と思ってお手伝いしてくれたのだと思います。

お豆料理やおやつはハードルが高いと思うかもしれませんが、お母さんもぜひ、遊び感覚で一緒に作ってみてください。

料理制作・文/越野 美樹

33 件
こしの みき

越野 美樹

Miki Koshino
ライター・料理家

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook