超快適! ランドセルの“買い足し”便利グッズ8選 重さ軽減からPC対応まで
最新ランドセルアイテム2023〜#5 便利グッズ編〜
姿勢は、呼吸にも深く関わってきます。
「姿勢が悪いと、横隔膜がつぶれて肺が圧迫され、呼吸が浅くなります。試しに、身体を丸めた状態で深呼吸をしてみてください。できますか? できないですよね。
正しい呼吸は、胸郭(きょうかく)がしっかりと広がった状態で、肺に空気を吸い込んで吐き出すもの。浅い呼吸が染み付いたまま大人になるというのは危険です」(武田先生)
また、呼吸だけでなく姿勢そのものも気分に影響すると、武田先生はいいます。
「悲しいときに、バンザイをする人っていないですよね。うれしいときに身体を縮めて喜ぶ人も少ない。過去の研究で、姿勢をよくするとポジティブな気分になるということも明らかになってきています。
良い姿勢でいることは、自己肯定感にもつながっていくのではと思います」(武田先生)
「小学校入学前や、低学年のうちに子どもの姿勢の悪さに気が付く親御さんは多いですね。悪い姿勢はだらしなく見えがち。身体に不調をきたす前に、姿勢の悪さに気がついてくれたらそれで良いと思います」(武田先生)
ただ、我が子の姿勢を直そうと親が声かけをしていても、どうしても直らないという声をよく聞きます。それは親子ともに、悪い姿勢の原因や、良い姿勢とは何かの本質を理解していないから。
「親子姿勢教室では、自分の子の姿勢パターンを知り、姿勢がもたらすこのような身体の不調を知ることからスタートして、普段の生活で姿勢に意識がいくように仕向けていきます」(武田先生)
第2回では、実際の「親子姿勢教室」のプログラムから、子どもの姿勢パターンのチェック法を教えていただきます。
取材・文/遠藤るりこ
理学療法士・武田純一先生のインタビューは全4回。
2回目は2022年1月5日公開予定です(公開日までリンク無効)。
第2回(#2) 親子でできる姿勢の簡単セルフチェック
ライター/編集者。ママとベビーのためのライフスタイルメディア「代官山スタイル by blossom39」編集長。東京都世田谷区で三兄弟...
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武田 純一
理学療法士。大学卒業後、総合病院で脳神経外科、整形外科をはじめとして様々な疾患のリハビリテーションを経験。その後、整形外科クリニックに...