2022.01.05

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子どもの「悪い姿勢3パターン」 理学療法士が教える簡単セルフチェック

理学療法士・武田純一先生「親子の姿勢教室」#2〜姿勢のセルフチェック〜

理学療法士:武田 純一

親子一緒に家で簡単にできる姿勢のチェック方法を理学療法士・武田純一先生に教わりました。
写真:アフロ

「『早く走ること』や『勉強ができるようになること』と同じように、『良い姿勢をとること』も、正しいレクチャーのもとで改善していけば実現できます」

2014年から「親子姿勢教室」を開催し、子どもの姿勢改善指導を行っている理学療法士・武田純一先生は、このように断言します。

教室を訪れる親子の多くは、姿勢についてある勘違いをしているケースが多いと武田先生は言います。一生懸命に姿勢を正す声かけを続けても、子どもの姿勢がなかなか直らない原因は、ここにあります。

この勘違いに気づくためには、まずは、親子で子どもの姿勢パターンを知ることからはじめてみましょう。簡単なセルフチェックで、姿勢パターンと、姿勢を悪くしている原因が判明します。(全4回中2回目。#1を読む

子どもの姿勢をチェックしてみよう

武田先生の親子姿勢教室では、子どもが自分自身の姿勢パターンを知ることから始めます。姿勢のチェックの方法は、とっても簡単! 壁に背中をつけて立ってみるだけです。

「子どもを壁の前に立たせて、横と前面から姿勢をチェックします。

横から見て、『耳、肩、股関節、膝、くるぶし』がまっすぐ一直線になっている状態が、正しい姿勢。さらに前から見て、『目、肩、骨盤、膝』が一直線に、床に対して水平になっているのが理想です」(武田先生)

この男児は「耳、肩、股関節、膝、くるぶし」がほぼまっすぐ揃っているのでOK。このとき、壁と腰の裏には、手のひらが一枚はいるくらいがベスト。この際、良い姿勢をとろうとするのはNG。
写真:遠藤るりこ

前から見て「目、肩、骨盤、膝」が、床に対して水平になっているのか確認する。この場合、水平なのでOK。
写真:遠藤るりこ

では、悪い姿勢とはここからどのように崩れている状態なのでしょう。子どもたちに多く見られる悪い姿勢には、
①背中ぐちゃ
②反り腰
③かたよった姿勢

と、大きく分けて3つのパターンがあると言います。

次のページへ悪い姿勢の特徴を解説
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