子育て家庭の住宅事情! 先輩ママが教える「こだわり&後悔」ポイント

学校まで徒歩5分、駅近、家事動線で時短…参考にしたい事例がたくさん

コクリコラボ

前回の記事では、子育て中のママの85%が現在住んでいる家に対して「妥協点がある」と回答したことをご紹介しました。今回は、現在住んでいる家を選ぶ際にこだわった点、後悔した点をご紹介します。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年11月4日~11月14日インターネット上で実施。有効回答数は115件

※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

我が家自慢! こだわりポイント

まずは子育て中のご家庭の住宅の現状を調査。「現在のお住まいで気に入っているところ、こだわったポイントを教えてください」という質問には、多くのこだわりポイントが寄せられました。

「住まいを決める際もっとも優先したポイント」の順位に従い、立地、価格、広さ・間取りの順にそれぞれご紹介します。

◆立地

優先ポイントの1位「立地」では、公園や駅、学校などが近いことにこだわったという声が寄せられました。

・公園も近く、子育て世帯が多い。

・駅からすぐ、スーパーまで徒歩で行ける。

・子育て世代が多く、生活しやすい。


子育て世代が多く住む立地では、子育て支援関連の施設や商業施設が充実していて、生活しやすい印象です。

・小学校と中学校が徒歩5分の場所にある。

・学校からも徒歩5分以内の場所に建て、なにかあればすぐにお迎えにいけたり、送りにいけたりする場所に土地を買いました。


学校から近い立地は、通学時間が短縮できて安全面のリスク軽減や送迎時間の時短などのメリットになります。

◆価格

価格面では、家賃など目先の価格の話だけでなく、将来的に売るときの資産価値まで考えているママもいました。

・最上階の角部屋だけど、安く売ってもらった。他人に売るときにセールスポイントになる。


・横浜市の公社なので家賃補助が6年間あるところ。

◆広さ・間取り

アンケートでは、多くのママがこだわりの間取りについて詳しく回答してくれました。すべて載せきれないのが残念ですが、一部をご紹介します。

・回遊式にして、帰宅後の育児をできるだけ時短するようにしました。

・家事動線の良い間取りが気に入っている。


家事動線や回遊動線といった、動線へのこだわりが多数。毎日のプチストレスがなくなることは、時短につながり、ママの健康にもいい影響がありそうです。(ママの健康問題の記事はこちらから)

・カウンターキッチンで子どもの顔を見ながら料理可能。

・3階建で見晴らしがよく、3階のベランダで空を見る時間がリラックスできる。

・在宅ワークができるスペースを作った所。


住宅設備や専用スペースへのこだわりも。おうち時間やリモートワークが増えた今、在宅ワークスペースや仕事の合間にリラックスできる空間も、大切な要素になっているようです。

◆番外編:お庭へのこだわり

こだわりポイントで挙がっていたのが、庭や菜園といった家の外のことです。今どきのパパたちは庭を欲しがる傾向があるのでしょうか。

・主人の希望の庭があるので、理想の庭づくりに勤しんでいる。

・夫が植物が好きなので、庭を広めにとって緑が豊かな環境で生活できています。春に咲くミモザがお気に入りです。

・畑や果樹園(農地)付き。

やり直せるなら…後悔ポイント

次に後悔ポイントも教えてもらいました。「現在のお住まいで後悔しているところがあれば教えてください」という質問への回答をご紹介します。

◆立地

もっとも重視する「立地」についての後悔には、こんな声がありました。

・近くに子供が遊べる公園がない。

・大通りが近く少々うるさい。

・家の周辺に坂が多い。

◆価格

価格のなかでも特に将来かかってくるお金については、住み始める前に家族でよく話し合う必要がありそうです。

・家賃補助が無くなったら家賃が高いのと間取りが狭い。

・外構は後回しにしたため、予算がなくなり住み始めた現在も整えられていない。

◆広さ・間取り

間取りはあとから変更するのが難しいため、後悔ポイントになりがちです。

・子どもが大きくなってきたので手狭。

・メゾネットタイプなのですが、怪我や病気の時の室内移動が思ったより大変だった。

「収納」についての後悔も多く見られました。動線や収納は住み始めてみないと、事前シミュレーションどおりにはいきませんよね。

・収納が少ないこと。キッチンの棚をオーダーで作って貰えばデッドスペースなく利用できたのに、しなかったこと。

・キャンプ好きでキャンプギアがたくさんあるが収納が間に合わず…車への積載も考え玄関収納を広めに取れば良かった。

住めば都! 気楽に考えて、家に愛着を持とう

子育て中の家庭が現在住んでいる家について、こだわりポイントと後悔ポイントをまとめました。

実はアンケートでは、後悔ポイントよりこだわりポイントを記載しているママが多数でした。「住めば都」とよいところに目を向けて生活しているのではないでしょうか。

「夫が住宅関連の仕事をしている」というママからは、次のようなエールが寄せられました。

・住宅は一生の買い物というイメージがまだまだ強いですが、もう少し気楽に考えても良いかもしれません! 周りに必要なものや優先順位は、子供の成長とともに変わってくるので、今妥協したポイントで将来後悔するとも限りません。

次回のコクリコラボでは、本好きの子が育つ間取りなど「子育てに最適な家」を探ります。

こくりこらぼ

コクリコラボ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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