1月1日 ウルトラマン 水爆を飲み込んだレッドキングが大暴れ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月1日(1967年)

テレビマガジン編集部

水爆を飲み込んだレッドキング(二代目)が大暴れ!

ハヤタは水爆が体内にあるレッドキング(二代目)の注意を引き、ドラコとギガスから引き離そうとする  ©円谷プロ
ハヤタたちは水爆を飲み込んだ怪獣を見つけられず、ツイフォンが地球の近くを通過する時間になってしまう。しかし、爆発は起こらず、ハヤタたちは安堵した。すると、ギガスが出現し、襲われてしまう。ビートルで逃げたハヤタたちであったが、今度はツイフォンから飛来したドラコが追ってきた。ハヤタはドラコを誘導し、ギガスに衝突させると、2体の怪獣は狙いを変えて戦いはじめた。

調査を再開したハヤタたち。水爆探知機が反応を示した付近を調べると、山の中からレッドキング(二代目)が現れた。水爆を飲み込んだのはレッドキング(二代目)で、ツイフォンが接近したときは地底に眠っていたため爆発しなかったらしい。

しかし、いまだ水爆が体内にあるため、危険な状態だ。ハヤタたちはレッドキング(二代目)を迂闊に倒すこともできず、頭を悩ませる。すると、なんとレッドキング(二代目)はギガスとドラコの戦いに乱入。ギガスを退け、乱闘の末にドラコを倒した。ダメージを負ったギガスは、逃亡するもビートルが搭載した強力乾燥ミサイルを受けて爆散する。
突進するレッドキング(二代目)に投げ技をきめるウルトラマン  ©円谷プロ
ハヤタはウルトラマンに変身し、ウルトラスラッシュでレッドキング(二代目)を切り裂いた。ウルトラマンは、水爆の詰まったレッドキング(二代目)の首を宇宙に運び、そこで爆発させることで地球の危機は去るのだった。

どくろ怪獣 レッドキング(二代目)

地中で眠っていたが目覚め、地上に現れた。ドラコの羽をむしり取る怪力を発揮  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
どくろ怪獣 レッドキング(二代目)

身長/45メートル
体重/2万トン

旧式の水爆6つを飲み込んだ怪獣。ドラコとギガスの戦いに割って入り、同じ地球の怪獣であるギガスに加勢するようなしぐさも見せていたが、結局はギガスとも戦った。ハヤタは怪獣3体の三つ巴の戦いからレッドキングを引き離そうとして攻撃を受け、ウルトラマンに変身する。レッドキングはウルトラスラッシュで体を3つに切り裂かれ、水爆が入った頭部は宇宙で爆発させられた。

登場エピソード:『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」(1967年1月1日放送)
脚本:若槻文三/監督:飯島敏宏/特殊技術:高野宏一

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

1月1日は3体の怪獣が乱闘を繰り広げた日

1月1日は、水爆を飲み込んだレッドキング(二代目)が、ドラコとギガスと乱闘を展開したエピソードの日。ツイフォンの軌道を計算した岩本博士によると、ツイフォンは3026年7月2日に再び地球に接近し、今度こそ衝突する可能性が高いとのこと。しかし、約1000年後の人類はきっとその危機を乗り越えることができるでしょう。

そして、地球が自分たちの作った武器で自滅してしまわないためにも、人類はもっと賢くなってほしい、そうムラマツキャップは言っていました。このメッセージが世界中に伝わりますように。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

テレビマガジン ウルトラマンシリーズの最新刊

『ウルトラマン ニュージェネレーション英雄伝』
大人のウルトラファンに向けて、ウルトラマンゼロ、『ウルトラマンギンガ』から『ウルトラマンブレーザー』までのウルトラマン ニュージェネレーションと呼ばれるシリーズを、ウルトラマンデザイン、ストーリー、防衛チーム、怪獣・宇宙人、スタッフ、特撮等から解読するムックです。
27 件

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。