著:はやみね かおる
校長からひとこと
「青い鳥文庫で書いてみないか?」と声を掛けていただき、ぼくは二つの物語を用意しました。一つは“風使い”が登場するSF伝記物(主人公の名前は内藤内人でした)。もう一つが、学生時代からつきあいのある夢水清志郎が主人公の推理小説。どちらも冒頭部分を書き上げ読んでもらった結果、夢水の長編を書くことになりました。最初に考えたのは、遊園地で十人の子どもが消えるというもの。題名は『地獄の遊園地』(とラベルの貼られたフロッピーディスクが残ってます)。しかし、十人を消すのは難しく半分の五人になり、題名も『そして五人がいなくなる』になりました。
誰もが幸せになれる解決法とは? 夏休みの遊園地。衆人環視の中で“伯爵”と名乗る怪人が、天才児4人を次々に消してみせた。亜衣たち岩崎家の隣人で自称名探偵、夢水清志郎が颯爽と登場!と思いきや「謎はわかった」と言ったまま、清志郎はなぜか謎解きをやめてしまう……。年少読者に大人気、誰もが幸せになれる噂の本格ミステリ、文庫化!! 「はやみねかおるさんは子供たちだけのものではありません。」
発売日 | 2006/07/14 |
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価格 | 定価:円(本体533円) |
ISBN-13 | 9784062754330 |
判型 | A6 |
ページ数 | 306 |
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