著:はやみね かおる 絵:村田 四郎
校長からひとこと
出不精のぼくですが、ハワイは2回行ったことがあります。なのに、この本を書くときになって、ようやく「主要な6つの島からなり、ぼくがハワイだと思っていたのはオアフ島で、ハワイ島という島は別にある」ということを学びました。教授を笑えないレベルです。あと、書くまでもなくわかっていただいてるとは思うのですが、「おまけ その2」で出てくる、ワイキキビーチでゴロゴロしてるパンタロンスーツの人物は、あの怪盗です。今さらながら、ハワイが似合うなと感心しています。この幽霊城に関しては、怪盗サイドからも書かないといけないと思ってます。(発行日2006/09/21)
夢水清志郎のもとに舞いこんだ、新たな依頼は、なんとハワイから! ハワイの大富豪、アロハ山田家を、幽霊の呪いから守ってほしいというのだ。しかもなんという不思議な縁か。100年前、アロハ山田家の先祖は、清志郎の先祖(?)夢水清志郎左右衛門にも出会っていた! 南海の楽園・ハワイを舞台に、現在の夢水清志郎と過去の清志郎左右衛門がみんなをしあわせにするために謎を解く!
発売日 | 2006/09/22 |
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価格 | 定価:円(本体950円) |
ISBN-13 | 9784061487383 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 448 |
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美琴 @Z5HHR
美琴 @Z5HHR
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見るハワイを舞台に現代と過去編だけでなく、他シリーズとのクロスオーバーもあり満足感たっぷりでした🏖️ 過去編は自分とは違う者への畏れや呪い、現代編では起きてしまったやるせない事件と、どちらもシリアスでしたが、時代を超えて教授はみんなが幸せになるように解決してくれました。きっと未来にも「Why Didn't They Ask YUMEMIZU?」は伝わっていくと思います。 “赤い夢”を語り、名探偵の先輩のような言動してる金田さんは何者なんだろう?と子供の頃思っていましたが、ファーストってそりゃ大先輩だと大人になって気付きました。それと、宮岡はねるさんって…。 影で動いていたクイーンがハワイで宝を見つけることができたのか、海賊の宝は何だったのか、その物語をずっと楽しみに待っています!