名探偵夢水清志郎事件ノート(1) そして五人がいなくなる

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名探偵夢水清志郎事件ノート(1) そして五人がいなくなる

著:えぬえ けい   原作:はやみね かおる  

名探偵夢水清志郎事件ノート(1) そして五人がいなくなる

校長からひとこと

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最初のキャラ設定を見せていただいたとき、レーチが金髪短髪なことに違和感を覚え、変えてもらうようにお願いしました。しかし、少女漫画的には長髪野蛮人では読者がついてこれないという説明を受けました。でも、原作者としては納得できません(というか、自分に似ている長髪野蛮人を否定されたような気がして……)。結局、「レーチ」という名前を変更することで決着することになりました。その後、ネームを見せてもらったとき、「なんだ、こいつ中身はレーチそのものじゃないか」と納得した作者が、「ぜひ、この金髪短髪男を『レーチ』として登場させてください」とお願いしました。 (発行日 2004/12/15)

三つ子の姉妹、亜衣・真衣・美衣の隣に引っ越してきた、自称名探偵の夢水清志郎。年齢不詳で大食漢の痩せ型、しかも元論理学の教授、というナゾだらけの人物だけど、事件となるとその推理は誰よりも早く真相にたどりついて…。青い鳥文庫の大人気シリーズ、ついにコミック化!

発売日 2004/12/10
価格 定価:円(本体429円)
ISBN-13 9784063349535
判型 新書
ページ数 200

新着コメント

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虹彩 @FQQ56

虹彩 @FQQ56

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雨のち曇りのエイプリル・フールの日に感想を書くことになりました。拙い文章で申し訳ないのですが、お付き合いいただけると嬉しいです。 私が初めてえぬえけい先生の漫画版に触れたのは、当時『なかよし』の別冊付録としてついてきた『亡霊は夜歩く』の後編だったと記憶しております。単行本を手に取ったときは装丁が凝っているなあと感動したものです。今では色褪せているものをパラパラとめくっていると、コマの割りかたと構図が特徴的で、少女漫画の傾向として当たり前なのかもしれませんが顔の部分のアップが記憶以上に多いと感じました。作画については、疎密の作りが1ページごとに非常に楽しい仕上がりとなっていて、イラストを描く上でとても参考になります。あと、食べ物がとても美味しそう。美衣ちゃんが小村さんからソフトクリームを受け取るシーンが好きです。ストーリー内容については、亜衣ちゃんの主観で書かれている語り口がどう扱われるのか気になっていたところ、そこは対象誌として落ち着いた印象を受けました。推理の途中で上越警部が退席するシーンについては、原作小説の補足として読者の目線に立ってくれるのでこの改変には好感が持てます。

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紀州南高梅 @FV0Pp

紀州南高梅 @FV0Pp

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書店でふだん行かない少女コミックコーナーに、新刊はまだかと足繁く通っていた日々を思い出します。漫画ならではの「絵で見せる」物語で、はやみね先生の作品をちがった味わいで楽しむことができました。靴の脱ぎ方のちがい、重い物を持つ様子のちがい、小村さんの腕時計の左右のちがいなど、絵で表現するトリックがこんなに面白いとは。そして、物語の最後にある、みさちゃんとみさちゃんのお母さんのやりとりの1ページが大好きです。お母さんに呼ばれてビクッと振り向くみさちゃん。そんなみさちゃんをやさしく胸に寄せ、「賞なんていらないわ」「あなたのピアノを好きなように弾いてきなさい」と声をかけるお母さん。原作の話になりますが、最後の1文の「追記」がたまらなく大好きです。伯爵の犯行、教授の謎解きをしないという選択、上越警部の犯人を逮捕しないという選択。そのすべてが報われる、この物語を正真正銘のHAPPY ENDにしてくれた、本当に大好きな1文です。そして、漫画版のこのページを読んだとき、「そうだよね。優秀賞をもらえるまでには、きっとこんなこともあったよね。」と、「HAPPY END」に対する解像度が上がった気がしました。

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美琴 @Z5HHR

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普通のコミカライズではなく少女漫画版の夢水清志郎、どんな感じになるのだろう?と原作を先に読んでいた私は不安も少なからず感じていました。しかし、読んでみるとキャラデザ違うのにちゃんとそのキャラクターで、少女漫画なのにちゃんと夢水清志郎シリーズでした。コミカライズにあたって描かれていないストーリーやセリフはあるのですが、それが気にならないくらいに、元々この流れだったかのようにスムーズに読み進めることができます。原作にはない言葉やシーンがあると、記憶にないな?とは思っても浮いていないし、そこが好きなシーンになったりしています。また、トリックもイラストだからこそ理解しやすく自ら伏線を探しにいきやすいと思いました。 本のカバー表紙の装丁も凹凸があってサングラスやシルエットが浮き出ているのも素敵です。​

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かなごん @0ii6D

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面白かったー!

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やな @gimS9

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小学生の時にこの小説を読んで夢水清志郎が大好きになり、はやみね先生が大好きで追いかけるようになり、更に時を経て漫画版が出るんだ!と知って発売日に真っ先に買いに走った懐かしい気持ちを思い出しました。 日々の仕事に追われて忘れてしまっていた昔の懐かしい忘れたくなかった気持ちを思い出しました。課題図書として取り上げてくださってありがとうございました!

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